気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

初冬の古知谷阿弥陀寺へ その1

2024年12月21日 | 紅葉

 

今年も紅葉を追いかけてあちこちへ出かけましが、12月7日には洛北大原の古知谷阿弥陀寺へ名残の紅葉の撮影に行きました。

今まで何度となく訪ねている古知谷阿弥陀寺ですが、紅葉の季節は初めてでした。

以前から紅葉の時期に一度来て見たいと思いつつなかなか来れなかったのですが、流石に12月7日では遅すぎました。

前回訪ねたのは先月、11月10日に大文字草の撮影に来てほぼ1ヶ月ぶりの訪問でした。

受付ではお寺の奥様も私たちのことをよく覚えていていただいて、「何度もお参りいただいているのでパンフは要りませんね」と

おっしゃってくださいました。

紅葉の季節は今回初めてですが、今年は各地の紅葉の見頃が遅れたので、阿弥陀寺さんもまだ見頃が続いているかも?

と思って来ましたと言うと、「ここは紅葉の見頃が遅れることなく、例年通りの時期に見頃を迎えましたので、

少し来ていただくのが遅かったようですねとおっしゃってました。

それでも境内の紅葉は少しは残っていて、静かな境内でゆっくり撮影を楽しむことができました。

 

来るたびにこの風景は必ず撮影しています。

古刹らしい趣のある石段ですが、現在ではこの参道を通ることはできません。

 

これだけ落葉しているので参道は落ち葉で埋まっているはずですが、毎日隅々まで清掃されているので参道にも苔の上にも

落ち葉はこれくらいしかありません。

見えている落ち葉は今日の朝以降に散った葉っぱなんでしょうね。

 

苔の上の散り紅葉が綺麗です。

 

 

 

参道脇の渓流に溜まった落ち葉も見応えがあります。

 

 

 

 

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苔の上に根をおろした小さなモミジも真っ赤に色付いてました。

50年もすれば、秋には境内を真っ赤に染めるほどに育っているでしょうか?

 

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野鳥が止まれないようにテグスが張られているようです。

 

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これは室内からガラス越しの撮影です。

 

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5月の九輪草、10月〜11月には大文字草が咲く中庭に来ました。

いつ来てもそんなに多くの人は居なくてゆっくり撮影できるで、古知谷阿弥陀寺はお気に入りの場所です。

 

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12月7日でも大文字草が残ってました。

大文字草の撮影に来たのは11月10日でした。

その時でも少し見頃を過ぎていた大文字草ですが、12月に入っても花が残っていて少し驚きました。

 

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日陰になっていて竜胆の花は閉じています。

次回に続きます。

 

撮影日 2024年12月7日

撮影地 洛北大原・古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 


湖西から奥琵琶湖へ その2

2024年12月20日 | 紅葉

(奥琵琶湖パークウェイつづらお崎展望台からの眺望)

12月4日の湖西から奥琵琶湖への続きです。

湖西の酒波寺から桜で有名な海津大崎を通って奥琵琶湖の菅浦集落へ向かいます。

桜の季節には車では通り抜けが困難な海津大崎も、この季節は通る車もほとんどなく閑散としていました。

菅浦地区は奥琵琶湖のつづらお崎にある湖岸の集落です。

奥琵琶湖パークウェイはこの湖岸集落の菅浦から湖北方面へ抜けるドライブウエイです。

この日は菅浦集落を少し散策し、奥琵琶湖パークウエイを経て長浜市の湖北野鳥センターへ向かいました。

 

 

海津大崎を経由し菅浦へ向かう途中に立ち寄った赤崎丸子船パーキングの紅葉です。

 

 

湖岸のモミジは真っ赤に染まってました。

 

 

先ほど通ってきた湖西方面です。

急に空は曇ってきて、雲の間から琵琶湖に光芒がいく筋も差し込んでました。

 

菅浦地区に到着

須賀神社には以前一度お詣りしましたが、最後の石段は土足厳禁で、備え付けのスリッパか裸足でのお詣りとなります。

 

須賀神社の参道は真っ直ぐで案外距離があります。

 

参道のそばの大木です。

 

なんと言う木なんでしょうかね?欅かな?? 相当な樹齢だと思います。

 

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参道を少し散策し戻りました。

 

集落から少し戻って奥琵琶湖パークウエイをドライブし湖北方面へ向かいます。

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奥琵琶湖パークウェイは春は桜、秋には紅葉が綺麗で、琵琶湖の眺望もすばらしいドライブコースです。

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のぶどうの実が綺麗でした。

 

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ナンキンハゼも多くの実がついてますが、まだ緑の葉っぱもあります。

 

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先ほど散策した菅浦の集落が眼下に見えます。

 

 

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つづらお崎展望台に到着

 

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このあたりの紅葉は本当に綺麗でした。

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Nikon Z6ⅢのレンズをAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDに交換しました。

 

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落ち葉も綺麗で、ローアングルでの撮影を楽しみました。

 

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虹が出ていたのですがはっきりとは撮れませんでした。

 

 

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つづらお崎のサービスエリアから湖北本面を望みます。

これから向かう湖北野鳥センターや山本山のお婆ちゃんで有名な山本山、奥には伊吹山が見えます。

 

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真下には菅浦の集落が見えます。

右側の山へ向かってカーブしている道路が奥琵琶湖パークウェイの登り口です。

 

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この後事件が勃発・・・・

奥琵琶湖パークウェイを縦走し、湖北野鳥センターの隣にある道の駅に立ち寄り少し買い物をしました。

いつものように家内がPayPayで支払おうとしてスマホを探してましたが、バックの中にも見つからずとりあえず現金で支払ってました。

車に戻ってスマホを探しますがどこにも見当たらず、これは大変だ・・・奥琵琶湖パークウエイの途中で落としたかも???

試しに私のスマホから呼び出すと・・・「はい道の駅湖北の事務所です。こちらで落し物として預かっております」とのことで、

良かった、届いている・・・「駐車場にいますのですぐに行きます。」

慌てて家内と二人で道の駅の事務所へ向かい、無事にスマホが戻ってきて一安心・・・ここまでは良かったのですが。

家内がスマホのケースを開くと、画面の上部が蜘蛛の巣状態で酷い割れ方でした!!!

よくよく考えてみると車を白線内に停める前に家内が下車し、その後私が車を動かしたのですが、その時にスマホを落としたのか?

私の車で轢いてしまったのかも知れません。それでもなんとか使える状態でした。

帰りに草津のイオンモールのiphone専門の修理センターで修理の見積もり聞くと、19,000円で1時間30分くらいで修理できるとのこと。

それなら修理しようと思いましたが、その後にカメラが壊れていることが分かり4万円かかると言われました。

修理担当の方から新しく購入された方が良いかもとアドバイスがあり、同じイオンモールのdocomoショップでiphone SE3の価格を聞きたところ、

機種が89,000円、データ移行で3,300円、LINEの移行に別途3,300円と言われました。

アップルのオンライショップを検索するとSE3のシムフリー64Gモデルで62000円ほどです。

docomoは高すぎると考えて一旦自宅へ帰ることにし、途中で車から息子に相談したところ、Amazonで整備済みの中古を探してみるとのこと。

自宅に帰りこちらの希望などを言いながら、iphone13やその他のiphoneなども調べてくれましたが、家内は小さいのが良いと言うことで

iphone SE3の整備済み品と液晶保護ガラスシール、SE3用のケースを合わせて4万円で購入してくれました。

3年前には二人ともアップルのオンラインショップで購入し、私がデータ移行など全てやっているので簡単にできると思ってましたが・・・

iphoneの便利な移行手段のクイックスタートは、古い機種のカメラを使うのでカメラが壊れているためにクイックスタートは不可。

家内が月額150円?のiCloudに全てバックアップしてましたので、そこから移行作業をしました。

アプリによては少し戸惑ったこともありますが、LINEも含めて全て移行は完全にでき、中古の整備品ですがバッテリーの状態も90%はあり良い品物でした。

今は快適に使ってますが、自分でデータ移行などできない場合は高い買い物をすることになったのかも知れませんね。

最近はYouTubeで移行の方法も沢山出ているので、参考になります。

 

撮影日 2024年12月4日

撮影地 奥琵琶湖の菅浦集落と奥琵琶湖パークウェイ(滋賀県長浜市西浅井町菅浦)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    FTZ II

 


湖西から奥琵琶湖へその1 (還来神社〜酒波寺)

2024年12月19日 | 紅葉

 

今年の紅葉は見頃が遅れたことで、12月入っても各地で見頃が続いてました。

湖西方面から湖北は車でビワイチをするコースで、年に何度となく出かけます。

この日は葛川から朽木の鯖街道を走り、湖西から奥琵琶湖ドライブウェイを経由し湖北へ向かいました。

今回は大津市伊香立途中町にある還来神社の銀杏と高島市酒波の酒波寺とその周辺の風景です。

 

 

還来(もどろき)神社

なかなか読みにくい名前ですが、昔父から還来神社のことをを聞いたことがあり、出征前に無事帰還できるように

お参りする神社だったとのことでした。

太平洋戦争時には多くの参拝者が祈願に訪れたそうです。

還来神社(もどろきじんじゃ)

伊香立途中町にあり、藤原百川(ももかわ)の娘・旅子(たびこ)の霊をまつる。

旅子はこの地に生まれ、のち桓武天皇の夫人となる。彼女の死後、その遺言によって生まれ故郷の梛(なぎ)の木の下に埋葬された。

同社には神木椰の古木が残る。社名も彼女が再び故郷に還って来たことに由来する。(大津市歴史博物館データベースより)

 

 

 

 

 

還来神社からよく通っている高島市の酒波寺やって来ました。

その途中で最近よく行くお蕎麦屋さん、朽木の永昌庵に寄りました。

 

酒波寺の紅葉は流石に見頃を過ぎてましたが、それでも綺麗な色付きでした。

 

 

 

 

一面の散り紅葉が綺麗です。

 

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駐車場の周囲に紅葉が広がります。よく通い慣れている酒波寺です。

 

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微妙なバランスで木の枝に引っかかってますね。少し風が吹けば落ちますね。

 

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今年も蕎麦の花の撮影に来た酒波地区の田園風景です。

 

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石塔の向こうに広がるには蕎麦畑です。ここの蕎麦はまだ刈り取られずに残ってました。

この辺りで栽培された蕎麦が箱館そばになります。

 

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遠くに酒波寺の前にある日置神社の鳥居が見えます。

 

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そばの花の時にも撮影した絵になる赤屋根の建物です。

次回は奥琵琶湖の紅葉風景です。

 

撮影日 2024年12月4日

撮影地 還来(もどろき)神社 (大津市伊香立途中町)

    酒波寺とその周辺(高島市今津町酒波)

機 材 Nikon Z9

    AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    FTZ II(マウントアダプター)

        


河内渓谷の紅葉(三重県津市)

2024年12月18日 | 撮影旅行

 

12月1日の錫杖さん夫婦との日帰り旅、最後は錫杖さんのホームグランド、錫杖ヶ岳山麓の河内渓谷です。

丸山千枚田から夕刻にこの旅の最後の撮影地、三重県津市の河内渓谷にやって来ました。

例年ならすでに散っているはずの紅葉は、ここ河内渓谷でも見頃が遅れているようで、一番の見頃を迎えていました。

この日はちょうど日曜日でもあり、ライトアップを目当てに多くの人で賑わってました。

ここも今回初めて訪れた紅葉の名所です。

 

最初はNikon Z9とNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sでの撮影分です。

 

バックの竹藪の緑が赤いモミジを引き立てます。

 

上流に安濃ダムが造る錫杖湖をもつ安濃川の渓谷。

最も景観がよいのは、渓谷入口にあたる県天然記念物の龍王桜が境内にある長徳寺そばの門前ケ淵付近です。

昭和11年(1936)に造られた長さ18m、幅4mのコンクリート造りの趣あるアーチ橋の忍田橋(おしだばし)が架かり、

清流に洗われた岩石と透明な水が織りなす美しい渓谷美が見られ、春は桜、秋には紅葉が辺りを美しく染めます。

 

 

 

見事に赤く染まっています。

 

長徳寺境内ではライトが点灯しました。

 

渓谷の方に向かいます。

 

 

渓谷にかかる石橋は欄干が低いので危うく感じます。

 

 

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河原に人が降りています。

 

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ライトに浮かび上がる紅葉が綺麗です。

 

 

ここからはNikon Z6ⅢとNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影です。

 

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例年なら12月1日にはすでに落葉しているのでしょうね。

この日は一番の見頃のようで、日曜日でもあり多くの人で賑わってました。

 

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渓谷と紅葉はよくマッチします。

 

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11月30日の夜から12月1日にかけての南紀への日帰り4人旅は今回で終わりです。

10月の南東北から信州への4人旅から帰ってちょうど1ヶ月、今回の日帰り旅もまた錫杖さん夫婦にお世話になり

楽しい撮影旅をさせてもらいました。

お二人には前夜から寝ずに交代で運転していただき、さぞかしお疲れだったと思います。

いつもありがとうございます。またよろしくお願いします。

 

 

撮影日 2024年12月1日

撮影地 河内渓谷(三重県津市芸濃町雲林院)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 


丸山千枚田(三重県熊野市)

2024年12月17日 | 撮影旅行

 

昨日はブログ友のはりさんがよく行かれる明日香方面へドライブに出かけました。

先日の記事の中に「文武天皇陵の前に無人販売所があり、みかん一袋が100円」と写真が出ていて、

まず文武天皇陵へ向かい、高松塚古墳や飛鳥寺、多武峰の談山神社などを巡ってきました。

無人販売所の料金箱に1000円札を折りたたんんで入れて10袋買ってきました。

帰宅してすぐに二人で食べてみましたが、甘くて美味しいみかんでした。はりさんの情報のおかげです。

 

さて12月1日の日帰り撮影旅の続きです。

中辺路の福定の大銀杏を撮影し、次に向かったのは三重県熊野市の丸山千枚田です。

ここも前から一度行きたいと錫杖さんに言っていたので、丸山千枚田もこの日の旅のコースに入れてくれまてました。

丸山千枚田の一番の季節は、棚田に水が張られ田植えの時期で、夕刻のマジックアワーの時間帯が最高とのことです。

この季節はすでに稲刈りも終わり棚田には切り株が残っているだけでしたが、畦道の曲線美が本当に綺麗で

初めてみる丸山千枚田の棚田の風景は素晴らしかったです。

 

 

棚田百選「丸山千枚田」

丸山千枚田(まるやませんまいだ)は、紀和町丸山地区の斜面に幾重にも描かれた棚田で、日本の棚田百選にも選ばれています。 

この棚田がいつ頃造成されたかは不明ですが、西暦1601年(慶長6年)にはすでに2,240枚の田があったという記録があります。

しかしながら、昭和40年代半ばから始まった稲作転換対策による杉の植林や昭和50年代以降の過疎・高齢化による耕作放棄地の増加によって、

平成初期には530枚までに減少してしまいました。

地元住民たちは、「自分達の代でこの貴重な文化遺産を無くすわけにはいかない。

素晴らしい景観と農耕文化を後世に残し伝えていかなければならない。」と立ち上がり、平成5年に丸山地区住民全員による丸山千枚田保存会を結成し、

丸山千枚田の復元と保全活動が始まりました。(熊野市ふるさと振興公社のページより)

 

 

 

奥の銀杏が見頃を迎えていて良いアクセントになってくれます。

手前の棚田は現在耕されていないようです。

 

 

 

おりしもこの日は熊野古道トレイルランニングコースが行われていて、急坂の続く丸山千枚田もそのコースになっていました。

ちょうど撮影中に多くの選手が通過していきました。

 

 

もう少し高台にある展望台に来ました。

何度も来ている錫杖さんはこの棚田のことを熟知されていて、撮影ポイントもよくご存知です。

 

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以前に錫杖さんの写真を見せてもらいましたが、夕焼けが映り込む時間帯の作品は見事でした。

 

 

素晴らしい風景に出会うことができました。次は水張りの季節の夕刻に訪ねてみたいです。

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ランナーが見えます。

こんな坂道のコースを走るのはしんどいでしょうね。

 

 

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坂道を上ったり下ったりと過酷なレースのようです。

 

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福定の大銀杏の宝泉寺から丸山千枚田へ向かう途中の道の駅で昼食

(和歌山県田辺市中辺路町近露)

 

4人ともマグロ丼にしました。美味しかったです。

この後錫杖さんのホームグランド、錫杖ヶ岳の麓の紅葉の名所「河内渓谷」へと向かいました。

 

撮影日 2024年12月1日

撮影地 丸山千枚田(三重県熊野市紀和町丸山)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S