気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

初夏の美山 2

2016年05月31日 | 美山

かやぶきの里美山は、春から秋に掛けてその季節に訪ねても色々な花が咲いています。

地域の方々が季節の花々を育てて観光客を暖かく迎えてくれています。

何時も地元の方に「お邪魔しています」と声を掛けるようにしていますが、誰もが気軽にお話くださって気持よく散策できるのが嬉しいです。

連日多くの観光客が家の周りを散策するのですから、本当に自宅でゆっくり寛ぐことも出来ないのでは?洗濯物を干す場所にもきっと気遣いされているのだろうなと、ここへくる度に思っています。

特にバスツアーの団体さんが、大きな声で話しながら歩いている姿をよく見かけますが、ここは住民の方々の住居でもあることを忘れないでほしいものです。




集落の中の神社にある樹齢400年を超えるトチノキ




茅葺屋根だけを切り取ってみる


ユキノシ



10


11

モモイロヒルザキツキミソウ


12

ヤナギハナガサ


13

紫陽花も咲き始めていました


14

ナデシコ


15


撮影日 5月24日

撮影地 京都府南丹市美山

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)


 次回に続きます



初夏の美山 1

2016年05月30日 | 美山

秋から冬に訪ねることが多い美山ですが、この季節は今回が初めてです。ちょうど田植えが終わったばかり、山と水田の緑に包まれた新緑の茅葺き集落を散策してきました。

全て田植えがされているので、今年はこの付近に蕎麦は植えられないのでしょうね。

 

 

防火訓練と放水銃の点検のために、一斉放水が5月20日に実施されたようです。

事前に調べておけば良かったです。

次回は12月1日ですが、冬の放水は寒いでしょうね。

 

今はいたるところにマーガレットが咲いています。

 

 

 

 

 

 

10

ピン甘です・・・左端の葉にあってますね。

 

11

道端のお宅の庭に這うように一面に咲いてました。

庭の草ひきをされていたお婆さんに「これはなんて花でしょうか?」と家内が聞きました。

「前に植えた花ですが、名前は分かりません、ひいて持って帰って下さいね」と仰ってくざさいました。

何時もながらここの方々は観光客に優しいです。

 

12

自宅の庭のエゴノキは少し前に花は散ってしまいましたが、ここではちょうど満開を迎えていました。

 

13

 

14

 

撮影日 5月24日

撮影地 京都府南丹市美山

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)


 次回に続きます。


久多から初夏の美山へ

2016年05月29日 | 美山

24日、ドライブを兼ねて南丹市の美山へ出掛けました。

何回も行っているところですが、前から一度行って見たいコースが有りました。

大津市葛川梅ノ木=京都市左京区久多=広河原=佐々里峠=南丹市美山

自宅を出たのは11時頃、そんなに慌てることもなくゆっくりとしたドライブを目指します。

葛川梅ノ木からの進入路は、先日小入谷からの帰りに通った所です。

小入谷へは途中で右折しますが、久多の集落へはそのまま直進すればそんなに遠くは無く、直ぐに府県境界です。

京都市左京区と言っても実際には滋賀県からの方が近い所で、郵便番号は大津市と同じ520−で、大津市堅田郵便局の管轄となっています。

江戸時代には近江朽木藩の所領でしたが、明治時代に京都府に京都府の管轄となったそうです。(旧愛宕郡久多村)平家の落人の里とも言われています。

何時もの京滋バイパスから京都縦貫経由なら1時間半もあれば行けるのですが、今回の峠越えでは自宅から2時間半位かかりました。

もっと早く行けるかと思いましたが、やはり一般道、それも山間の峠道は時間がかかります。

久多の集落までは案外走りやすいのですが、その先は道路幅の狭い所も多くて、対向車が来ないかとカーブミラーを見逃せない所ばかりです。

夜の通行は寂しすぎて無理だと思いました。殆ど携帯も圏外が多くて故障でもすればお手上げですから。

この日も広河原へ抜けるまで対向車には1台も出会いませんでした。幸運でした・・・

佐々里峠は、以前美山からの帰りに通っていて、その時には花背峠から鞍馬経由で帰っています。


久多の里と初夏の美山の風景を撮影順に何回かに分けてアップします。

芍薬が綺麗に咲いていた、久多の茅葺き民家のそばで車を停めました、

8月にはこの辺りは休耕田に北山友禅菊が一面に咲くようです。今度はその頃に訪ねてみたいです。



近くでは茅葺屋根の葺き替えが行われていました。


木の橋、昔懐かしい風景です。

きっと渡る時には揺れるでしょうね。


茅葺きが何軒か残ってます。


久多の村を抜けると、直ぐに植林された山間の道路が続きます。

ここはまだ道路も広いですが、この先広河原までは狭い峠道が続きます。




10

カエル顔などと言われているマスクも見慣れてくるとスマートに見えます。

珍しく後方から車が来ました。

久多から広河原までの間、走っている車を見たのはこの1台だけでした。

(途中山の作業をされている軽トラックなどが時々駐車してました)

ここで12時48分です。(自宅からの所要1時間50分ほど)


11

takayanのプリウスの納車日(14日)より2日早く納車された、息子のランドローバー・ディスカバリーで走ってみたい山道です。

でもプリウスでも気を遣う狭い道路を、あの大きな車で走るのは自信がないですが・・・

先日乗せてもらいましたが、エアサスの乗り心地はSUVとは思えないくらいでした。


12

美山に到着です。

これはご飯を食べてからの撮影です。

到着したのは13時40分ころでした。


13

駐車場でベンツのテストカーを発見

ネットで調べて見たところ、近々発売予定の次期Eクラスのようです。


14

家内は「変な色のクルマやね〜」

「これは発売前の公道テスト車で、迷彩色だよ」と説明


15


16

畦道にコンフリーが咲いてます


17


18

田植の終わった田園風景が広がります


撮影日 5月24日

撮影地 京都市左京区久多

    京都府南丹市美山

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)


 次回に続きます。


初夏の朽木 小入谷 3

2016年05月28日 | 新緑

1昨日の新聞に、ヴィラデスト今津の平池の杜若が見頃を迎えているという記事が出ていました。例年よりも1週間位は早いようです。ヴィラデスト今津のHPでも開花情報が出ており、早速昨日お昼ころから行ってきました。もう見頃を迎えていて、カメラマンも多く来ていました。遠く県外からの方も多く、カメラ談義をしながら夕方まで楽しんできました。流石に高原の池では風が吹くと肌寒くて、途中でウインドブレーカーを取りに戻るほどでした。アップはまた後日です。


小入谷の3回目、今回で初夏の朽木は終わりにします。

朴の木の花


400mm〜500mmが有ればな〜

こんな時には超望遠が欲しいです。








ヤブデマリか?


10

 

撮影日 5月19日

撮影地 高島市朽木小入谷

機 材 D4S

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)



初夏の朽木 小入谷 2

2016年05月27日 | 新緑

昨年も6月にブナの新緑を求めて、ここ小入谷からおにゅう峠に来ました。

春先から夏にかけての峠道は冬季の積雪の影響も有り、頂上近くは道路全体に落石が散らばり、昨年もパンクを懸念し落石を避けながら走りました。

何回かは石を踏み大きな音もしてましたが、半ば強引に上まで登りました。

しかし今度のプリウスは前の車よりもタイヤが薄く、今年も途中まで行きましたが無理をせずにUターン出来るところを探してバックしました。

秋の紅葉シーズンは道路もきれいに整備されていますので、今年も是非訪ねたいと思っています。

この峠は滋賀と福井の県境に位置し、高島市朽木村側の「小入谷(おにゅうだに)」と小浜側の「遠敷(おにゅう)」から付けられたと以前いネットの情報で見たことが有りました。

両方の地名を生かすことが出来る平仮名の名前が付けられているのですね。


小入谷の新緑の続きです。


タニウツギが一番の見頃を迎えています。




咲き始めはピンクが濃いのかな?


栃の花


栃の花とタニウツギ



マムシグサ


コアジサイ


10

空ママさんから「白のプリウスも新緑によく映えたでしょうね」とコメントを頂きました。

数十年ぶりのパールホワイトです。

ガラスコーティング施工で、5年間は水洗いだけでOKです。

 

撮影日 5月19日

撮影地 高島市朽木小入谷

機 材 D4S

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)


次回に続きます。


初夏の朽木 小入谷 1

2016年05月26日 | 新緑

能家の集落を抜け朽木生杉集会場に立ち寄り小休止。

隣接する朽木針畑郷の山村都市交流館 源流の駅「山帰来」(さんきらい)は休みのようでした。

ここで生杉のブナ原生林方面へ行ってみようか?と思いましたが、一度も行っていない所です。

少し下調べをしてまた次回ということで、当初の目的地小入谷からおにゅう峠へ向かいます。


先ず能家から小入谷入口までの風景です

鮮やかな新緑が続きますが、倒木で川の淵は荒れ放題。数年前の大雨による洪水で荒れたようです。


イワガラミ


オオカメノキとタニウツギ


サワフタギ


藤の木が絡まっています。この藤も相当年数が経っているようです。


まだ藤が咲いてました。



この木は?


ミズキかな?


ここからは小入谷です


10

タニウツギが満開でした


11

コアジサイは蕾です。もう直ぐ咲き始めるでしょうね。

小入谷からおにゅう峠の道路脇に沢山自生しています。


12


13


14


15

おにゅう峠へはこんな舗装道路です。


撮影日 5月19日

撮影地 高島市朽木小入谷

機 材 D4S

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)


続きます。


初夏の朽木 能家の九輪草2

2016年05月25日 | 山野草

昨日も真夏日となり、梅雨のような蒸し暑い一日でした。

お昼前からブラ〜っと出掛けました。

前から通ってみたかった大津市葛川梅ノ木から京都市左京区久多を経由し、広河原から佐々里峠越えで南丹市の美山へのルート。

もっと時間的に近いルートかと思ってましたが、11時頃に自宅を出て、かやぶきの里・美山に到着したのは13時半を過ぎてました。

やはり道路の幅員は狭くて、車1台がやっと通行できると言う山道が続き、対向車が来たらまずいな〜と思う所が多く有りました。

長閑な峠越えの道路ですが、慎重な運転が必要で何回も走りたくないな〜と思ったのが正直な感想です。

美山の写真はまた後日にアップします。


朽木・能家(くつき・のうげ)地区の続きです。今回も九輪草とその他の写真をアップします。


1 

バス停の時刻表を見てみると、1日上り下りとも7時から17時の間で各4本。1本外せば3時間は来ません。

撮影している間に13時台のバスがきました。

バスと言っても高島市営の小さなマイクロバスです。


各家の庭やその辺りの空き地に沢山咲いています









10


11


12

ウスバシロチョウ

蝶ですが蛹の時に繭を作るそうです。

幼虫の時はムラサキケマンやヤマエンゴサクなどを食用にするようです。


13

ヘビイチゴ


14

これはイモカタバミですね



15

この

小さい花は名前が分かりません??


16

集落の中にあるお地蔵さんにも九輪草が備えられていました。

今年は思いがけない所で九輪草に出会うことが出来ました。またこの季節に能家を訪ねてみたいです。

 

 

撮影日 5月19日

撮影地 高島市朽木能家(たかしまし くつき のうげ)

機 材 Nikon D4

    Nikon D810 

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


初夏の朽木 能家の九輪草1 

2016年05月24日 | 山野草

19日の木曜日、新緑を求めて高島市朽木のおにゅう峠に行ってみようと自宅を出ました。

鯖街道沿いの蕎麦屋さん、「朽木旭屋」で昼食を済ませ、今回は朽木の能家(のうげ)地区を通って小入谷からおにゅう峠を目指すことにしました。

能家地区へ入るとピンク色の花が見に留まりました。

家内が「九輪草みたい・・・」と言うので車を停めてみると、集落のアチコチに九輪草が咲き乱れています。

今年は行けなかったのですが、昨年も京都大原古知谷の阿弥陀寺へ九輪草を見に行っています。

こんな道路脇で沢山の九輪草が見られるのには驚きでした。

少し離れた空き地に車を駐車し、思いがけない出会いにワクワクしながら撮影に向かいます。

お昼すぎですが人影は全く無くて、近くで家の改修工事をしていた職人さんに「こんにちは」と声を掛けられたくらいでした。

能家の道端にに咲く九輪草です。

 

静かな佇まいを見せる昼下がりの能家地区

豪雪地帯で、冬は驚くほどの積雪になるでしょうね。

 

九輪草はサクラソウの仲間です。

五重塔の上にある九輪のように、何段にも輪になって花が付くことから九輪草と名付けられたそうです。

 

大原古知谷の阿弥陀寺や、びわ湖バレイの九輪草は白や黄色、オレンジ系など種類が多いのですが、ここはピンク系一色のみです。

 

 

 

 

 

 

 

10

 

11

 

12

 

13

 

14

庭や家の周りに咲いているのですが、自生の物か育てられているものか分かりません。

 

15

こんな道端にも咲いています

 

16

能家の集落を流れる北川。流石に綺麗な流れでした。

 

撮影日 5月19日

撮影地 高島市朽木能家(たかしまし くつき のうげ)

機 材 Nikon D4

    Nikon D810 

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


春の伊吹山 4

2016年05月23日 | 伊吹山

昨日は知人のお見舞いに京都まで出掛けました。

その帰り道、国道1号線の気温表示器には31℃と出ていました。

5月と言うのにもう真夏日、北海道でも暑かったようですね。

今年の夏は相当暑さが厳しくなる気配です。熱中症には十分注意しなければと自分に言い聞かせています。

でもTakayanは、昔から暑くても余り喉が渇かないのです。これが一番危ないらしい。

早めの水分補給が一番肝心ですね。熱中症なんかで娘の病院へ救急搬送でもされたら大目玉を喰らいますから(笑)


伊吹山の続きです。

ヤマガラシ(伊吹ガラシ)の群生



若いカップルがの登ってきました。

女性の姿を見ると登山の服装ではなくて軽装です。

Takayanは伊吹によく来ますが何時もドライブウエイ利用です。


頂上の少し手前にある鉄製の柵

何時もこれが何のために設置されているのか?雪囲いかな?

不思議に思いながら見ています。


遊歩道のいたる所でで土を掘り返した後が見られます。イノシシか鹿でしょうね。

ここ数年前からよく目にするようになりました。

高山植物も相当食害を受けているようです。


日陰のニリンソウが一番きれいです


頂上が見えてきました。


錫杖さんに「乗鞍岳ですか?」と聞きましたが

「これは白山ですよ」とコメントを頂きました。

再度アップ、白山です。


8月初旬にはこの辺りは一面のお花畑

10年ほど前は一面がシモツケソウの淡いピンクで染まっていましたが、最近ではシモツケソウが本当に少なくなっています。


10

頂上です


11


12

3月初めにセツブンソウを見に行った、米原市大久保地区や小泉地区はちょうどこの下辺りでしょうね。


13

スズシロソウ


14

本当にたくさん咲いてました


15

写真では分からないのですが、寒くて長い間頂上で休憩は出来ませんでした。


16

中央の遊歩道の階段をおります


17

ヤマエンゴサク


18

ウリハダカエデの柔らかな若葉


19

サンカヨウ


20

ピンク系のニリンソウ


21

マムシグサ


22

エンレイソウはもう終わりでした


23


撮影日 5月17日

撮影地 伊吹山

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


伊吹山を終わります。


春の伊吹山 3

2016年05月22日 | 伊吹山

伊吹山の続きです。

今の季節は花が少ない時期ですが、雲間に見える新緑の山並みと、少し寒いくらいの風に吹かれての散策は清々しくて心が洗われるようでした。


ホソバノアマナ

昨年5月1日に来た時にはアマナが多く咲いてましたが、今年は2週間以上遅かったのでアマナは殆ど見つかりませんでした。


タチツボスミレもきれいです



流れる雲がきれいです。でも少し寒い


何か見つけたの・・・?



何処を見てもニリンソウばかり


少しピンクがかったニリンソウ


10

これはセントウソウかな


11


12

アザミの若葉の上にテントウムシを発見。

Takayanは歳のせいで、足がもつれて「転倒虫」になりそうです(笑)


13

ウマノアシガタ


14


15

小さな白い点はみんなニリンソウです


16


17

ヤマガラシの群生


18

スズシロソウ


19

ヤマエンゴサクはもう終わりです


20

岩場に張り付くように咲く伊吹たんぽぽ

 

撮影日 5月17日

撮影地 伊吹山

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


伊吹山は次回に続きます。