現在、物事に対して鈍感でいようと試みている途上中で、新聞記事やニュースに対してもなるべく心に留めないように意識しているけれど、世の中の潮流は留まることなく突き進んでいる。憲法改正は現実味を帯びてきていて、有権者の中で政治に関心がない人が多い上に、選挙で票を投じる人の中でも与党を推す人が多ければ、結果として改憲は目に見えている。
仮に、軍を保有するとなれば権力は強い方に移行する可能性が高く、国家予算は軍備に傾く。そうすれば軍事系の企業に投資が集まり、財閥系が力を持つようになる。また、徴兵制度が復活し、国民の自由は著しく管理、制限され、社会的格差は今よりも広がる。
しかし、その事により現在の利権を失うのは財閥系に関わりのない議員さんである。
官軍に逆らえば即刻職を失する構造になってしまうのであるから、与党に所属している議員さんでも、さすがに改憲に慎重にならざるを得なくなるのではないかと思う。
もし、このような稚拙な妄想が的を射ていたとするならば、皮肉なことに、国防より保身を重んじる事を是とした人が多数を占め、代表者が思い描くような未来はやってこなくなるのではないかと思う。そして、失脚という形で権力が交代した時、余りにも飛躍すぎかもしれないけれども、桐の紋所が三つ葉葵に代わるかもしれない。
この事により、経済は緩やかに下降してゆき、不便さを感じる世の中になるかもしれないけれども、「あるものを手放した」引き換えに、世界から羨まれる平和は維持されるのではないかと思う。
そして、どんな形にせよ、すべての有権者が政治に関心を持ち、投票場に向かうことを待つことより、結果的に改憲されなかったという事実を静かに喜ぶことの方が精神的に穏やかでいられるような気がするのです。
仮に、軍を保有するとなれば権力は強い方に移行する可能性が高く、国家予算は軍備に傾く。そうすれば軍事系の企業に投資が集まり、財閥系が力を持つようになる。また、徴兵制度が復活し、国民の自由は著しく管理、制限され、社会的格差は今よりも広がる。
しかし、その事により現在の利権を失うのは財閥系に関わりのない議員さんである。
官軍に逆らえば即刻職を失する構造になってしまうのであるから、与党に所属している議員さんでも、さすがに改憲に慎重にならざるを得なくなるのではないかと思う。
もし、このような稚拙な妄想が的を射ていたとするならば、皮肉なことに、国防より保身を重んじる事を是とした人が多数を占め、代表者が思い描くような未来はやってこなくなるのではないかと思う。そして、失脚という形で権力が交代した時、余りにも飛躍すぎかもしれないけれども、桐の紋所が三つ葉葵に代わるかもしれない。
この事により、経済は緩やかに下降してゆき、不便さを感じる世の中になるかもしれないけれども、「あるものを手放した」引き換えに、世界から羨まれる平和は維持されるのではないかと思う。
そして、どんな形にせよ、すべての有権者が政治に関心を持ち、投票場に向かうことを待つことより、結果的に改憲されなかったという事実を静かに喜ぶことの方が精神的に穏やかでいられるような気がするのです。