職場には19歳の少女がいる。少女という表現は間違いかも知れない。昨年までギャルだった女性と言った方がいいかもしれない。
さてその女性に、「選挙にはいくの?」という問いをしてみた所、とても興味深い回答が返ってきたのです。
彼女は「選挙にはいかない」と言った後で、「めんどくさいっていうこともあるけれど、誰に入れても、私の生活は変わらないから」と言った。なかなか核心をついてきます。
そして、「大人は私達をゆとりだのだらしないっていうけれど、国会中継で子供みたいな野次を飛ばしている人達にいわれたくない」と。
なかなか手厳しいです。そこで、「君はこの先、彼と結婚して家庭を作ることになるわけだから、子育て支援をしますって言っている政党に票を投じてみるというのはどうかな?」と投げかけると「そんなのあてにならない。なにもやってくれない。いまだってそうじゃない。それに、いざ保育所を作ろうとすると大人が『うるさいからって反対する』じゃない。大人だって子供の時があったはずなのに何なのと思う」
痛いところをついてきます。返す言葉がありません。
彼女がどうすれば投票所へ向かうようになるか考えても検討が付きません。でも、彼女の思考はあるヒントを僕に差し出した気がしました。
それは、確実に選挙で当選する為には、組織と地盤が必要になります。そして、誰かから引き継がれたものを有利に働かす為には、選挙に興味を持つ人を作らない事です。
その為には、政治に関心を持たせなくする方法をとらねばなりません。
政治に関心を持たせなくするには、生活の中の利便性を向上させ、衣食住を満足させ、医療福祉を充実させ、デフレ状態を継続させ、小さな不満を抱かせながらの充足状態を維持すればよいのである。
また、ここ数日の日経平均株価の上昇を考えると、腕を組んで唸るしかないのである。
もし、50年くらい前に計画したシナリオが現在にあるとしたら、政治に関心を持たない人を増やすことも、当然入っているはずである。それは、できることなら、せっかく得た権利は誰にも渡したくないというのが人の欲望の一つであるからである。
ここから導き出される答えは、彼女の不満は「大人が意図して作り上げたもの」であるから、彼女の不満は「大人たちのシナリオ通り」なのである。という事である。
もしこの妄想が的を射ているとするならば、なんだか悔しいなぁ。
さてその女性に、「選挙にはいくの?」という問いをしてみた所、とても興味深い回答が返ってきたのです。
彼女は「選挙にはいかない」と言った後で、「めんどくさいっていうこともあるけれど、誰に入れても、私の生活は変わらないから」と言った。なかなか核心をついてきます。
そして、「大人は私達をゆとりだのだらしないっていうけれど、国会中継で子供みたいな野次を飛ばしている人達にいわれたくない」と。
なかなか手厳しいです。そこで、「君はこの先、彼と結婚して家庭を作ることになるわけだから、子育て支援をしますって言っている政党に票を投じてみるというのはどうかな?」と投げかけると「そんなのあてにならない。なにもやってくれない。いまだってそうじゃない。それに、いざ保育所を作ろうとすると大人が『うるさいからって反対する』じゃない。大人だって子供の時があったはずなのに何なのと思う」
痛いところをついてきます。返す言葉がありません。
彼女がどうすれば投票所へ向かうようになるか考えても検討が付きません。でも、彼女の思考はあるヒントを僕に差し出した気がしました。
それは、確実に選挙で当選する為には、組織と地盤が必要になります。そして、誰かから引き継がれたものを有利に働かす為には、選挙に興味を持つ人を作らない事です。
その為には、政治に関心を持たせなくする方法をとらねばなりません。
政治に関心を持たせなくするには、生活の中の利便性を向上させ、衣食住を満足させ、医療福祉を充実させ、デフレ状態を継続させ、小さな不満を抱かせながらの充足状態を維持すればよいのである。
また、ここ数日の日経平均株価の上昇を考えると、腕を組んで唸るしかないのである。
もし、50年くらい前に計画したシナリオが現在にあるとしたら、政治に関心を持たない人を増やすことも、当然入っているはずである。それは、できることなら、せっかく得た権利は誰にも渡したくないというのが人の欲望の一つであるからである。
ここから導き出される答えは、彼女の不満は「大人が意図して作り上げたもの」であるから、彼女の不満は「大人たちのシナリオ通り」なのである。という事である。
もしこの妄想が的を射ているとするならば、なんだか悔しいなぁ。