硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

映画「contaguion」を観て思った事。

2022-09-11 10:53:39 | 日記
TSUTAYAさんで面白い映画はないかと陳列棚を眺め吟味していると、一本の映画が目に留まった。著名な俳優さんが沢山出演されていて、メディアからの評価も高そうな文言が載っていたのでレンタルして観てみた。

映画のタイトルは「contagion」。

接触感染と言うタイトルで分かるように、ウィルスがどのようにして広がってゆき、人類がどのようにして振り回されてゆくのかを描いている映画であるが、この映画が公開されたのが2011年である。

その時点ではフィクションであったが、現在においてはかなりリアリティを感じさせる予言ともいえるべき映画で驚いたのであるが、この作品の力は、未来に向けてどんなメッセージを放っていたのだろうかと考えると、少し残念な気持ちになった。

現在のコロナウィルスは、特効薬がない事を除けば、ほぼインフルエンザと同じような動きになってきており、集団抗体獲得に近づきつつあるように思う。
(インフルエンザでも老若男女問わず死者が出ていたのだから、そろそろそうとらえてもいい頃ではないかと思う)

もし、行政の人々もそのように捉えているのなら、コロナパンデミックの初期の扱い、例えば「ダイヤモンドプリンセス号」での対応の仕方や、その後の対応などを検証して、何が悪かったのかを抽出しなければ、次のパンデミックも同じことが繰り返されてしまであろうし、繰り返された場合、ネット上にはたくさんのコロナ関連の情報が残っているので、「進歩がなかった政府」と叩かれてしまうのではと、未来の国を憂いてしまったのである。