和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

もし明日が来ないとしたら…

2020-09-26 09:31:00 | みゆきの日記
シルバーウィーク前半は、お墓掃除とお墓参りして、あとは仕事でした。

そして後半、

夜散歩に きなこをお気に入りの公園に連れていき、

‘’きなこ孝行‘’






人から見たら、それがどうしたん?って言うような事やけど、

嬉しいなぁ
楽しいなぁ
また来たいなぁ

親子?3人、つかの間の幸せな時間を味わいました。

幸せな気分のまま、我が家のシルバーウィークが終わっていくと思っていたのに…

最終日、

朝5時過ぎに、家の電話が鳴りました。

こんな早くに…嫌な予感。

近所に住む親戚のおばちゃんが、家で寝たまま息をひきとっておられる!という連絡を受け、

飛んでいきました。

外はまだ真っ暗。

おばちゃん、ほんとにもう冷たくなっておられました。

なんで?

10日ほど前に、梨を届けて下さった時は、
元気やったのに…


そこから激動の4日間でした。

おばちゃんの検死。
お通夜、告別式。

おばちゃんご夫婦には、子供がなく、

おこがましく、本当に厚かましいですが、
今だけは自分たちが子供になったつもりで自分達の出来ることを精いっぱいしました。

出棺の時、

いつも美味しいものを届けて下さったこと、

おばちゃんが『きなこちゃ~ん』と呼んで下さると、きなこは耳をペターっとして、おばちゃんに駆け寄って行ったこと、

嫁に来て泣いてばかりいた頃、いつもおばちゃんが声を掛けて下さったこと、

いっぱいいっぱい思い出して、マスクの中で泣きました。

私、その都度その都度、おばちゃんに ちゃんと御礼言えてたんかな…

突然、一人残されてしまわれたおっちゃんのことも思うと胸が痛いです。

本当に突然過ぎるお別れ。

告別式の日、
ある方が偶然にもこんなメッセージをラインで送って下さいました。

 
『元気な人も
余命がわかっている人も
若い人も
年老いた人も
 
明日生きられるかはわからない
 
そばに愛している人がいたとしても
 
自分より大切に想う人がいたとしても
 
明日会えるとはかぎらない
 
どんなに生きたいと願ったとしても
 
どんなにやり直したいと思っても
 
今日が最後になることもある
 
受け止めることが難しくても
 
別れはやってくる
 
もし明日が来ないとしたら
 
後悔しないだろうか
 
今日を大切に』


胸に沁みました。

主人と仲良くしよう。
子供たちとの時間を大切にしよう。
きなこといっぱい遊ぼう。
どんな時も私に関わって下さるまわりの方々にいつも真心でお応えしよう。


もし明日が来ないとしても、

後悔しない生き方をせなあかん…

おばちゃん…
ゆっくり休んで下さい。
今までありがとうございました。