和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

二日違いの誕生日

2021-10-12 09:37:47 | みゆきの日記
娘が生まれた日の事を、仕事をしながら思い出していました。

今月7日が私の誕生日、
5日が娘の誕生日、
二日違いの誕生日なんです。

私の誕生日の2日前に生まれてきてくれて、

25歳の誕生日は、産院でとても幸せな気持ちで迎えたことを覚えています。

でも、娘の出産劇、
とてもとてもドタバタでした。

出産の日、主人は名古屋に一週間の出張中、
義父は大阪に出張中でした。

出産予定日の少し前から実家に帰らせて欲しい!とお願いしたけど『ダメ!』と言われ、

男性陣の留守を義母と守っていました。

初めての出産なのに主人が居ない、そして義母と二人…という不安。

24歳の私がよく堪えれたな~~と、今になって感心します(笑)

出産当日の明け方、シクシクと痛くなるお腹に、
『これが陣痛?』と、それさえ分からず悩みました。
間隔を計ると10分ちょっと。
義母が起きてくるのを待ち、産院に電話。
入院の準備をして産院に向かいました。
主人が居ないので、義母の運転で乗せてもらって…

それも軽トラで!!
はい!!軽トラックですよ!!

お隣 綾部市の産院までは峠をひとつ越えなければなりません。

軽トラで横揺れ、縦揺れ…
((( ;゚Д゚)))
カラダを固定するのに必死でした。

妊娠した時、福知山の実家近くの総合病院で出産したい!と言ったけど、これまた『ダメ!』と却下されたことを軽トラの助手席で恨みました。

産院に着き診察。

『陣痛??ウソでしょう?まだまだですよ』の診断…

ええっっ…

一旦、自宅に帰って様子を見る事になり、また峠を越えて帰りました。

帰り道の横揺れ縦揺れでまたお腹の痛さは増し、

家にたどり着いた頃には、とても強い痛みに…

また電話して産院にとんぼ返り。

義母への遠慮もあって、どれだけシンドかったことか。

またまたガタゴト揺られて、産院近くの最後の信号では『ウー-ン』と、いきみたくなっていました(ヤバイ!)

産院玄関に軽トラを横付けしてもらって、

軽トラから飛び降り、分娩室のある2階まで駆け上がりましたε=(ノ・∀・)ツ

分娩台にも飛び上がり(?笑)
午後3時入院、3時8分誕生の大安産でした。

毎年、誕生日がくると思い出し、ブログに書いたり、話をしたり…

娘には『おばたん!!それ何回も聞いた!!』と嫌がられています┐(´д`)┌

でもね~~

私、自分が生まれた時のこと、あんまり詳しく知らないんですよ~~

母の実家近くの福井県にある母子センターで生まれた…ということだけは聞いているのですが。

母が認知症になる前に、もっと詳しく聞いておけば良かった…

なので、これからも娘には誕生日のたびに、この話をしたいと思います。