和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

首がまわら…

2022-02-19 23:55:00 | みゆきの日記
『首が回らない』…って言うと意味も違ってくるし、人聞きも悪いのでアレなんですけど、

実際、今、私の首は右にも左にも回りません。

車をバックさせる時も、人から声を掛けられて振り向く時も、思わず『イタタタタ…』と、声が出てしまうほどです。


楮が順調に乾きそう!!と喜んでいたら、またこちら雪、雪、雪。

余分な仕事がまた増えて、肩も腕もガッチガチです。









昨夜は、月イチ、かかりつけ医への定期通院日でした。

実家の両親の介護中に、血圧が急上昇して以降、ずっと血圧の薬を飲んでいます。

プラス、凝りをほぐす薬、痛みを取る薬、神経痛をやわらげる薬…

なんやかんやで、朝昼夜、一日で飲む薬の数は12錠ほど😰



首と肩の凝り、
腰の神経痛、

血圧以外は、絶対 職業病ですよね(¬_¬)

まぁ薬を飲みながらでも、過酷な労働に耐えうる頑丈なカラダに産んでくれた母にはホント感謝です。

月イチ通院日、1ヶ月分のお薬をもらう他に、
肩と首にブロック注射も打ってもらいます。

注射が終わったら、ウォーターベッドの上で全身をゴロゴロとマッサージ。

疲れや痛みをすべてリセット…とはいきませんが、凝りもやわらぎ少しラクになってきました。

これでまたまたエンジン全開で頑張ってしまう私ですな(;^_^A

昨夜、診察の際、先生が掛けて下さった言葉が胸に沁みて、

うつむいて首に注射を打ってもらう間、マスクの中が鼻水でグチャグチャになっていた私でした。

子供たちが小さかった頃は、風邪やインフルエンザやと、子供たちを連れて通い、

今は、自分のカラダのメンテナンスに通い…と、

嫁に来てから31年の私の歴史を知って下さっている先生は、

仕事のことや、家庭環境も加味して診て下さり、患者の心にも寄り添って下さっています。

たぶんこれからは義父母の通院の送迎や付き添いでも通うことになるんでしょうね…

さて、話は変わりますが、先日の蟹、



これは、娘の嫁ぎ先のご両親から頂いたものでした。

実は、娘の旦那さんのお婆ちゃんが昨年末にお亡くなりになり、
四十九日の法要のご馳走を、私たちにまでお裾分け下さったものでした。

年末押し迫ってからお亡くなりになったお婆ちゃん、年が明けてお正月の3日がご葬儀でした。

お嫁に行って、初めてのお正月がお葬式一色だった娘。

年末年始を旦那さんのご両親やご親戚の方々と過ごし、さぞ気疲れしたことと思いますが、

『何もたいしてお手伝い出来んかったけど、ずっとお義父さんお義母さんと一緒に過ごしたお陰で、少し距離が縮まった気がする。たぁ君(旦那さん)のお婆ちゃんが最期に命を賭して、私に人生勉強をさせて下さった…』と言っていた娘でした。

94歳で天寿を全うされたお婆ちゃん。
お若い頃に、ご主人さんを亡くされ、女手ひとつで三人の子供さんを育て上げられたと聞いています。

大正、昭和、平成、令和の時代を駆け抜け、本当に頑張ってこられた人生だったと思います。
お婆ちゃん…
ゆっくりお休みくださいね。

娘がお世話になり、本当にありがとうございました。