和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

オセロ

2023-03-04 15:27:00 | みゆきの日記
春らしい良いお天気が続いています。

今日も一人で楮畑へ来ています!

刈り取りだけして、そのままにしてあった楮を

『くくって束ねて持ち帰る』任務を遂行中!!



自分の背丈の倍以上ある楮を束ねるのは、なかなかの重労働ですが、

ポカポカ陽気の中、カラダ使っ
て仕事するのは すごく気持ち良かとです!


一人だと、なお良かばい!!

アハハ…
一人の時間、最高です😂

なぜなら!

私の心配ごとは、いつも人の事ばかりだから!

人に気を遣い過ぎて疲れたり、心配し過ぎて疲れたり、

人のことで、自分がしんどくなってしまう体質?気質?の私なので…(笑)



今日も、半日でこれだけ持ち帰りました(๑•̀ω•́๑)۶ドヤッ

私、頼れる嫁やな~(⬅️主人が言ってくれないので自分で言います😂)

ん?嫁…?

違うな…

相棒か!

いや、それも違う…

戦友!

そう!同じ目的に向かって共に戦う戦友です!!

夫婦って、持ちつ持たれつ。

夫婦の歴史の中では、
支えたり支えて貰ったりして
今が有るんやな~と思います。

『お互い様』の精神で、
今、自分が相手に出来ることを精一杯!!

あ!
でも!!私、
主人に対して、一つだけすごく根に持っている事が!!

嫁に来た頃、義父母に叱られて泣いている私を、主人は一度もかばってくれなかった!!(暴露w)

アハハ…
嫁と親の間に立って、大変やったやろうね、
まぁ、今はそのネタで主人をネチネチいじめてるし、
もう時効か!時効成立やな!!

過去のことでネチネチするのはやめましょう!!


さてさて、
本題『オセロ』

またまた話題は義父のお葬式の時の事にさかのぼります。

義父の容態が悪くなった時、

『もしお爺ちゃんに何か有った時は頼むわな!』

今、名古屋に赴任している息子に連絡しました。

その時、息子、
『ボク、帰らなアカンの?』って感じでした。

まぁ色々あった我が家なので、息子は特に、家やお爺ちゃんお婆ちゃんへの想いが薄く…

まぁそれでも、義父が亡くなった事を知らせると、
息子、お葬式にお嫁さんを連れて帰ってきてくれました。

初めは渋々動いてくれてる感じでしたが、

義父が最後の1ヶ月で「ありがとう、ありがとう」と感謝の気持ちで仏さんのようなお爺さんに変わって、
最後は私の事も頼ってくれて、旅立って行かれたよ…って話を息子にしたら、

急に息子が変わって、率先して動くようになってくれました。

『お母んはスゴいなぁ!時間掛かったけど、嫁に来てからお父んを白にひっくり返して、次、やっとお爺さんも白にひっくり返せたんやな✨』って。

オセロに例えて、黒が白に変わったと。

『でも、もう一人の角っこに居る黒はひっくり返せんやろうから、その時は盤ごとひっくり返してやれよ!』って言って

息子、名古屋に帰っていきました😂

私のこと、見てくれてたんやな~

オセロに例えるなんてほんと笑えたけど嬉しかった😂

息子のお嫁さんも今回 本当に助けてくれました。

初めて田舎の家に泊まっての、田舎のややこしいお葬式、ホント疲れた事と思います。

ここまでくるのに何十年と掛かったけど、
味方の白が少しずつ増えていった事が嬉しいね~

ここまで来たんやから、
最後の黒の攻略法は急がずボチボチに考えていきたいと思います。