和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

お雛様を見てきました!

2024-02-29 20:38:49 | みゆきの日記
どうしても行きたい!見てきたい!と思っていた場所に、今日行ってきました✨

お隣 綾部市 東光院の『みんなのひなまつり』✨✨✨🎎✨✨✨

気分転換に見てきたら?孫と可愛い写真がいっぱい撮れるよ!と勧めて下さった方があり、
その時からずっと『絶対行こう!』って思ってました。

でもでも…
この忙しさでなかなかタイミングが合わず…😞💨

無理かな~~と諦めかけていたのですが、

昨日、主人が紙が漉けなかったので、

『おっ!明日、紙の乾燥の作業がないやん!楮のキズ取りだけやったら時間をやり繰りすれば見に行ってこれる!!!』 

娘と相談し、急遽行くことを決めました✨










ところ狭しと飾られた1000体以上のお雛様は圧巻でした。


そして!!!
そして!!!

今日の一番のポイントは、
義母を一緒に誘ったこと!!!!!

寸前まで悩みました。
どうしよう?
声を掛けるべきか、否か…
誘う時もめまいがしそうなほどドキドキしました😂

義母とはこの30年色々有りました。
若い頃は特に、義母にいい言葉を掛けて貰った記憶もありません。

嫁姑問題は、人類の永遠のテーマだと思っている私です。

その私がなぜ義母を誘おうと思ったか…

その東光院のひな祭りを教えて下さった方が言われたんです。

『今、お義母さんはもう美由紀さんの事をホントにいいお嫁さんやと思ってはると思うよ、私にはそう見える。』

『いじめてた方はいじめてる感覚なかったんかも…』

って。

いやいや、あれは絶対いじめられてた!
お義母さん、意識して私をいじめてたはず!!
それに、今もいいお嫁さんなんて思ってるはずないやん!!
別にいいお嫁さんなんて思って貰わんでいいし!!
今まで、義母への反発心を石炭のようにくべて頑張ってきた私は、その方の言葉に対して 心の中でそう思ってました。

でも、なんかね~
その方の言葉がずっと心に引っ掛かってモヤモヤしてたんです。

別にいいお嫁さんって思って貰わんでもいいけど、義父が亡くなって一人で寂しそうにしている義母に、たまには声を掛けてあげたらいいんかな…

最近、私に向けられる義母の満面の笑み、
私と対立してた事なんてすっかり忘れてるな、
歳をとると、記憶をぬりかえてしまうんやろな~~、しゃ~~ないか~~

って、義母に対抗してる自分がだんだんアホらしく思えるようになってきました。

なんかうまく書けませんけど、

30年、厳しい義母につかえて頑張ってきた自分を
『よう頑張ったな~!』って褒めてあげて、
義母に対しては、自分が出来る事を精一杯してあげて最期までお世話をしたら、

自分が死ぬ時、

『私、頑張った~~!』って満足して死んでいけるんかな?って思いました(まだまだ死にませんけど😂)

人生は死ぬまで勉強ですね。

そんな風に考えさせてくれた方に、今度出会ったら心からお礼の言葉を伝えたいと思います🤭

なんか変な締めになりましたけど、
今日は本当に本当に楽しかったですっっ!!!