今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

合掌。

2012-12-30 20:43:20 | タラの日記

ぼーっとレコ大を見ています。


娘が数日前から「食欲ない。気持ち悪い」と言ってたのがようやく治ったと思ったら、それが息子にうつったみたいで、今度は息子が「気持ち悪い」と言って元気がありません。
私も今日はお腹の調子が悪いのだけど、それは多分、いろいろなことのプレッシャーとかストレスからではないかと。

今年は買出しに行かずにほぼすべてをネットスーパーに頼ってしまった。雨の中、配達してくれたおにいさんに、心からお礼とねぎらいの言葉を言った。
おせちは前にネット予約したキティちゃんのが今日、宅急便で届いた。例年、スーパーでいろいろそろえるのだけど、お重ごと買うのは今年が初めて。
でも、早々と予約したのが失敗だったというか。キティちゃんはかわいいし、まだ開けてないけどお品書き見るとおいしそう。ただね。今年はやめておくんだったかな。

明日、葬儀に行くのだけど、亡くなったのは夫の母なの。
夫が亡くなったとき、義母は少し認知症が始まっていたのだけど、お正月にしか会わない私のことをきちんと覚えていてくれて、「S(夫の名前)は元気?」と聞いてくれて。
小さな子ども(夫の姉)を遺して義母の最初の夫さんは戦争で亡くなった。再婚した相手(私の夫であるSの父)も、Sが小学生のときに病気で他界。苦労して子どもを育てたことは想像にかたくない。
そのほかにも、詳しくは書けないけれどいろいろ大変な思いをして生きてきた人なので、Sが亡くなったとき、義姉たちは「母には言わないで」と言ったのだった。
「Sは元気? 忙しいの?」と、私の顔を見るとたずねる義母に、「はい、仕事が忙しくて会いにこられなくてすみません」と嘘をつくのがつらくて、義母とどんどん疎遠になってしまった。入院したと聞いても、お見舞いにも行かなかった。自分は冷たい嫁だ、と思いながら。

2度も夫に先立たれて、ひとりで小さい子を抱えて、どんな気持ちで子育てしてきたの?そう聞いてみたかった。ひとりで子どもを育てる心細さを、分かち合いたかった。ほんとうは。

息子の死を知らないまま、逝ってしまった義母は、それできっと幸せだったのだ。悲しい思いを、ひとつでも少なくすませることがせきたのだから。

未熟で不出来な嫁の私に、いつもやさしい言葉をかけてくれる人だった。
明日、お葬式、行ってきます。
合掌。

年賀状も半分は出してしまったところへの訃報だったし、おせちもキャンセルできなかったので、なんだか半分喪中、半分お正月みたいな感じで新年を迎えます。
正直、まだ、どちらの実感もなくて、ただ、気持ちが不安定で、安定剤を余分に飲んでしのいでいますが。

では、今日はこの辺で。
大掃除も何もできなかったな。何も手につきません。
またね、おやすみなさい。

コメント (2)
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