心理学検定までもうあと何日もない。
あれからまた咳がひどくなって、内科で薬をもらった。「もうちょっと強いのにする?」と聞かれて迷ったけど、これ以上眠くなると困るんで、と言って、前のと同じのを2週間分もらった。
やっぱり眠くて何もできない。夕方になって少し、勉強の時間が取れる(頭がはっきりしてくる)のだけど、集中力が続かない。
ここまで迫ってるのに勉強が追い付かなくて、焦るというよりもう、開き直りの境地かも。
東京大学(会場がここなの)校内なんてそう入る機会もないし、もはや野次馬っぽいノリで行っちゃうかな。なーんて書いたら、まじめにがんばっている人たちに失礼か。
私も本心はまじめなんだけどね。
A領域・B領域各5科目、計10科目(全部心理学の科目なんだけどね)のうち、私は今年は6科目受ける。
A領域2科目、B領域1科目、計3科目合格の「2級」をめざしている。6科目全部通れば「1級」だけど、そんな夢みたいなこと、とりあえず今年は無理だ。
たまたま申し込みまでに考えてる猶予がなくて、3科目受検で希望を出すより6科目にしておいたほうが何かといいかと判断して希望を出しただけで、6科目も合格できるとは思っていない。初めから3科目に絞っておくべきだったのかもしれないと思ったりしている。
ちなみに、10科目全部通ると「特1級」というのがもらえるのよ。
この検定に合格すると、何かの資格に直結すると、子どもたちは思っていたらしい。私が「検定がすんだら働く」と言ってたせいかもしれないけど。
心理の資格はもっとずっと遠いのよ、と話した。まだ国家資格もないし。
今、読んでいる本がある。
アクスラインという女性(子どものための非指示的な遊戯療法を創始した人)の書いた、『開かれた小さな扉』という本。
私はあまり翻訳ものを読まない(そもそも本自体を読まない)のだけど、これは友人に勧められて読み始めたら止まらなくなって、毎日少しずつだけど時間を作って読んでいる。
外界に心を閉ざした小さな少年が、アクスラインさんと出会い、プレイセラピーの中で癒されていく過程が、時間に沿って書かれている。
私、いつか、こんな仕事をしたい。アクスラインさんのようになりたい。
そう思いながら、読んでいる。
子どもの可能性、回復の力の強さ、希望、そんなものを信じさせてくれる作品だ。
勉強の時間を割いてでも、今、どうしても読みたくて、読んでいる。っていうか、この本を読むと、勉強の疲れも癒される。
資格、ではない、大事なのは、心、だ。
でも、その、心、を扱う(という言葉には語弊があるか)には、やはり学びの積み重ねが必要。
技術を学べばというものではないけれど、心構えというか、心に向き合う姿勢、そういうもの含め、学ぶことが必要。
今の私にはそうしか言えなくて、表現力のなさがもどかしい。
ただ、私、この勉強を始めるまでは、「人の話を聞ける」と自分のこと思っていたけど、今はそうは思っていない。
「話を聞ける」「相談に乗れる」、今までのそんな私は今、何の役にも立たないの。私がめざしているのは、それとは全然違う次元のことなの。
今はそうしか言えないけど。
眠くなってきたので、まとまらないけど、このへんで。
じゃあまたね、おやすみなさい。