感謝。

R子さんの命日。

今日は、いつもの精神科クリニックの受診日でもあった。

このところずっと、エネルギーが枯れてる気がして、何の意欲も湧かなかった。勉強に打ち込むこともできずにいた。何のために学んでいるのか、わからなくなっていた。

でも、今日、診察室で、新年度のことを話していて、枯れていたエネルギーが少し戻ってきている、そんな気がした。
苦しくてたまらなかったけど、それが少し和らいだ気がした。

それは、今日、主治医の先生が私の話を丁寧に受け止めてくださったこともあるし、もしかしたらこの前のクラスでの発表を担任の先生に褒めていただいたこともあったかもしれない。

そして、もうひとつ。
私はここ数日、R子さんのことを、いつもよりもっと思い出していた。
そして改めて思ったのだ。今の道に導いてくれたのは、彼女であると。
R子さんのことがなかったら、今、私はこうして学んでいなかっただろう。
彼女の命が、私をこの道に引き寄せてくれたのだ。
R子さんが亡くなったことを喜んでいるように聞こえたらごめんなさい、そんなつもりはもちろん全くありません。
ただ、彼女が生きていたこと、そしてある日、自ら命を絶ったことを、私の中に刻んでおきたい。
彼女の死をきっかけに、いろんなこと、いろんな思いの中で、私の人生は変わった。
独りよがりかもしれないけど、それならばその人生を、私は全うしようと思っている。私の中で彼女の死を無駄にしたくない、という思いが強くある。
うまく言えないけど、彼女の命がくれた、今の私の人生、そんな感じというか。
改めてそれを思った時、やっぱり学んでいこうという気持ちが湧いてきた。
どこに向かうのか、まだよくわからないけど、ずっと歩いていこうと思ったのだ。

そんなわけで、目標を失っていた自分を、なんとか立て直そうとしているところ。

明日は大学の試験。
がんばってきます。
R子さんに感謝。
支えてくれるみんなに感謝。
ありがとう。
おやすみなさい。