今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

感慨。

2016-04-21 20:00:50 | タラの日記
休みの日はあっという間。
もう夜。

昨日は、0歳児の人数が少なかったので、人手の足りない2歳児クラスに急遽、ヘルプに入った。
お昼寝から1人、早く目覚めてしまったK君を連れて、園庭(と呼んでいるが、屋内。広くて砂場や滑り台など、遊具が置いてある)に出て遊んだ。
元気いっぱいのK君、担任の先生が「おやつだよ」と呼びに来ても、遊び足りないのか、なかなかクラスに戻ろうとしない。
なんとか誘ってクラスに戻った。

しばらく他の用事をしていて、2歳児クラスに戻ると、K君が抱きついてきた。
仲良くなれて、嬉しかった。

それからも、用事で出たり入ったりの私をその度に嬉しそうに迎えてくれるK君。

担任の先生が、K君が離れている時に、そっと教えてくれた。K君は、一対一の時は安定しているのだけど、他の子がまじると衝動的になって手が出たり、噛み付いたりがあるので、注意して見ていてほしいとのこと。

見ていると本当に、一瞬のうちに他の子を蹴って泣かせてしまった。
その後も、次々と危ないことをしようとして、先生たちの手を焼かせていた。

夕方、お母さんがお迎えに来ると、いい子で帰っていった。

所長先生はじめ、ほかの先生たちも、K君を「困った子」という風には捉えていなくて、「心配な子」として注意深く見ながら、精一杯の愛情を込めて接しているのが、1日見ていただけの私にもわかった。
「どうしてあげたらいいのかな、私たちにできることは何かな」ということを、みんなで考えている。

K君のことは私も気になるけど、こんなに心配してくれる大人たちがいるということは、彼にとって幸せなことだなと思った。

子どもを育てるのは、お母さんだけではないんだな。
改めて思った。

それから、私自身の子育てを振り返り、我が子のことは母親の私が一番わかっているとずっと思ってきたけれど、第三者の冷静な目、別の視点からの見方も大切なものなのだなと、今さらながら気づいた。

昨日と今日、いろんなことを感じたり考えたりしていた。

なんだろう、今の職場に入って、よかったな、という気がしている。
うまく説明できないけど、そんな気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする