すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

他人の空似

2005年06月09日 | 日々つれづれ
体調がイマイチなこともあり定期的に整体(カイロプラティック)に通っている。
今日も予約した時間に行くと、整体師さんに「ちょっとお茶にしよう」誘われた。
メンバーは整体師さん2人と私の前に施術を受けていた女性と私。

女性ばかりでゆったりとお茶のひととき。

頂いたという甘露(味瓜の1種)をツマミながら、お花の香りのする緑茶を飲んでいると、50代くらいと思しき上品そうなその女性が私を見ながら「肌が綺麗ねぇ、すべすべしてそうで人形の肌みたい」と言った。
お世辞でもほめられれば嬉しいもので、ニコニコしていると「私の知っている人も肌が綺麗な人なんだけど、貴方にそっくりなのよ。入ってきた時びっくりしちゃった」と言われた。

ええっ?!私にそっくりな人なんているの?

と思っていると
「私の知り合いだから、もちろん貴方より年上なんだけどね」
(ってコトは老けて見られたのか?私?・苦笑)

自慢じゃないが美人じゃない。

一度など会社の取引先のおじさんに「なんでウチの息子はあんたに声かけないんだろうなぁ。嫁に来てくれたら嬉しいのに」と言われたので「きっと息子さんはメンクイなんですよ・笑」と冗談ぽく答えたら、「あんたは美人じゃないかもしれないけど、普通だろ」と真顔で言われた程度の容姿の私。
(正直にオヤジだ・・・客なんだからもう少し褒めても良さそうな気もするが・・・苦笑)

今まで「○○に似ている」と言われたコトのなかった私にとって新鮮な驚きだった。

こんな近いところに私に似ている人がいる・・・いや、向こうが年上だから私が似ているのか。
親戚などは近辺にいないので全くの空似なのだろう。
知らないところで50代になった自分の容姿の人がいると思ったら、なんだか不思議な気分だった。
よく「世の中には自分にそっくりな人が3人いる」と言うが、その内の1人が同じ北海道で尚且つこんな近くにいるとは・・・。

そういえば昔、祖父母の家に遊びに行く途中、列車の中で祖父にそっくりな人に出会ったことがあった。
幼かった私はてっきり祖父だと思い込み、「じいちゃんじぃちゃん」と話しかけた記憶がある。
全くの他人の空似だったのだが、それが信じられないくらいに似ていた。
祖父母の家に着くと当たり前だが祖父はちゃんと家にいて、やっぱり違う人だったのだと実感したことがある。
30年ぶりにそんな事を思い出し、祖父は89才で天寿を全うしたが、あのそっくりな人は元気だといいなぁと思った。

皆さんのそっくりな人は一体何処にいるんでしょうね(笑)