すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

とうもろこしの思い出

2005年06月24日 | どうぶつ回想録
家に帰ると父に「とうきび(とうもろこし)」あるぞ」と声を掛けられた。
冷蔵庫を見ると、茹でたとうきびが入っている。
北海道では出来るのは早くて7月中過ぎなので、たぶん本州物だろう・・・今年初のとうきびだ。
とうきびが大好きな私はさっそくかぶり付いた。
とうきびは取れたてをすぐ茹でたものが一番甘くて美味しいのだが、このとうきびも食べてみると結構甘い。
時間がたってから茹でても甘いなんて品種改良の賜物だなぁ(笑)

初モノを食べる時は東を向いて笑うんだっけ?何で笑わないといけないんだろ?と思いながら、ウチにはかつてとうきびが大好きだったヤツがいたのを思い出した。

とうきびが大好きなヤツ・・・それは雀のたれぞ~

自然界で茹でたとうきびなど落ちいてるはずはないのだが、こいつはとうきびが大好きだった。
人間が育てたせいか、とにかく食い意地が張っていて、冷蔵庫を開けると走って見に来るわ、台所でうっかり味噌汁に入れる大根の切れ端など落とそうものなら咥えて飛んで逃げる(結局食べはしないんだけど)
卵かけご飯など人間様が食べていると茶碗を持つ手に止まり、茶碗の中から直接食べるようなヤツだった。
まるで「黄金伝説」の浜口&シャクレのような状態が我が家の中で繰り広げられていたのだ(笑)

そんなたれぞ~が怪我をして食欲がない時でもとうきびだけは食べたので、父と2人せっせこ買っては茹でて食べさせた。
仮に自分たちが風邪引いて寝込んでもそこまではしてもらえないだろう(苦笑)鳥バカな親子

そんな思い出を思い出し、とうきびが食べれるということは北海道にも夏が来たんだなぁと思ってみた。
今年は春が遅く冷夏じゃないかといわれているけど、せめてとうきびは取れるくらいの暑い夏になってもらいたいなぁ(笑)