昨日、旧友から電話を貰いました。訊けば、ブログの更新がないので、病気ではないか、とのこと。ありがたいことです。そういえば8月31日以降、更新をしていない。つまり、躍動感のない毎日を送ってしまった、ということか。
先ずは、畑からの報告。
右はハクサイで16日夕方ここへ定植。播種は11日で、種まきシートに53粒蒔き、防虫のため網掛けをして毎日水遣り。左は宮重ダイコンで播種は9月9日、直播(じかまき)。共に順調と見ています。
家庭菜園では、時差蒔きが肝要で、私も10日ほど遅らせてダイコンやハクサイを蒔く予定。その予定地が下。
8月初旬から、自家製堆肥をすき込み、耕運機を2回かけて、秋物野菜の植え付けに備えてきました。左手上に映っているのは「落花生」で後1週間ほどで収穫、東京の孫のところへ贈る予定。
今年順調なのが柿! 昨年の今頃は葉が落ち始め、収穫期にはまるで葉がなく、その分実が小さかったのですが、今年は順調で、大きさも甘みも十分だと思われます。実は、内心、自分の剪定が上手だったからだと自画自賛しています。
9月前半、バタバタしていたのは、「手造り本」の印刷・製本のためです。7月30日のブログで少し報告していますが、改訂も終わり8月中旬から希望者への頒布を開始し、増刷作業に追われていました。印刷機はエプソンのEP-803A、両面印刷用の部品を取り付け「ていねい印刷」モードで91ページ印刷、その間、用紙の2枚送りやカラー・インク交換にときには反古が出るので注意深く監視、1冊の印刷だけで150分は必要で、その後「とじ太くん」という(7月30日に紹介しました)電気器具で製本です。今日までに「手造り普及版」は37部お買い求めいただきました。これらの作業でバタバタしていたというわけです。この本、写真と編集はすべて師匠。私は、少しの文章と印刷・製本担当でした。
歴史的資料を扱った学術的(?)な本ですが、多くの方々に興味を持っていただき、豪華保存版も含めて60部近くを頒布、予想以上に部数が伸び、確かな手ごたえを感じています。
以下に、この本の表紙と2枚の写真を掲載します。左がこの本の表紙、中央が、発見された棟札の最古のもので元和九年(1623)奉納、棟札の写真、書かれたいる文字の活字化、棟札の裏に書かれていたこと、および、ていねいな口語訳、を発見された全部の棟札(29枚)に行いました。右は「平成大修理」の竣工式の1コマです。この他、白山社の立派な彫刻も載せました。