貧乏性の僕としては,何か儲けたような気がして、 終日娘から頼まれた校閲の仕事をした。
聞けば地球が太陽の周りを一周するのに365日と6時間かかるのだそうだ。同じ位置に戻るのに365日と6時間というのは、どうやって観測したのだろう. ニュートンの理論と望遠鏡だけで観測できたのだろうか、
あるいは動いている物から、動いている物を観測したのだから、アインシュタインの相対性原理を使ったのだろうか、
そんなことが、気になって新聞コーナーへ行って朝日、毎日、読売、日経、中日と追いかけたがどこにもその答えは載っていなかった。
日本の新聞も質が落ちた。くどいほど書いていることは景気のことばかり。
知的好奇心に欠けている。之もアメリカの大衆紙の真似か、
明治時代横浜へ来たヨーロッパ人が農民や職人が新聞を読んでいた日本人に驚き日本を激賞していたのにその日本人がオソマツなアメリカの大衆紙の真似をして、
日本の知識人たちはどうしてしまったのだろうか。金儲けに目が眩んだか。
ところで365日と6時間の件だけど、多分ニュートン天文学だけで十分だと思う。
そういえば、アインシュタインの入門書をよんでいて、コラムに書いてあった記事だけどアメリカが月へ着陸に成功して人間が月面を歩いた時月面に大きな反射板を置いてきたのだそうだ。
空気がないから風で飛ばされないような工事は不要だろうけど。現在地球からその反射板に光を当て反射してきた光を地球上で観測できるのだそうで、
その実験によっていろいろ新しいことが発見されつつあるそうだ。
思っただけで精密な操作が必要な実験で気が遠くなりそうです。(T)