このところ昭和16年12月8日、宣戦布告なしに、ハワイ島真珠湾の攻撃をした日本軍は本当にアメリカに勝てると思っていたのだろうか。
当時の我が国のマスコミや世論はこれをどう受け止めていたのか、と云うテーマに興味があって、昭和史の本を読んでいる。
どうも我が国は「言論の自由」も「主権在民」も根付かない感じで心配だ。
そういえば、数年前NHKの会長に就任した人が「政府が左と云っている物をNHKが右と云う訳にはいかないでしょう」と云って大騒ぎになったが、あれがどうなったか分からない。
アメリカとの戦争に関しても、アメリカ人は若い者がすぐに男と女が抱き合ってダンスを始めて男も女もカクテルを飲むことが好きだそうだ、。
日本人がふんどし一本で日本刀を振りかざして切り込めば、すぐに、降参するという噂が流され、「すぐ勝てる」と思っていた人が多かったとのことで、僕は驚いた。
「我田引水」を通り超し「バカバカしく」なってくる。正に島国日本は、諸外国のことが分からない「井の中の蛙」そのものであったようだ。
そこでお詫びだが、少し前に日米共同声明が英文のまま新聞に掲載された時、我が国の若い人の英文理解力の高さを褒め腰を抜かしたことを書いた。
そうではなく英文を訳すときどうしても訳す人の立場がにじみ出てしまうので、なるべく英文のまま読んでいただいて日米の合意点について、公平・中立を守るために英文を掲載しているらしいということが、最近分かった。
オソマツなことで失礼しました。
以上は、学生時代の友人で、彼が面白いと思った記事のコピーを送って呉れて、それを丁寧に拝読、、やっと気づいた点です。
友人が送って呉れた記事は主に「ボイス」と云う雑誌の記事でしたが僕にはとても新鮮でした。
体は半身不随で不自由ですが、お陰様で視力と理解力に目立った衰えはなく、好きな本を読んで楽しんでいます。
(追補①》日曜日というより世間では三連休の最終日ということだろうか。珍しい旧友にお越しいただいた。
最初は常日頃私が「師匠」と呼んでいる10歳先輩のお方、二番目が、若い頃、寄付を募って村社の大修理を一緒にやった30歳ほど若い旧友。
師匠は勿論畑仕事を教えて頂いたお方で、僕の郷里の地質と気候を知り尽くしての農作業だから、東大の先生より野菜の作付はお詳しいお方である。
お若い旧友の方は、いろいろなめぐりあわせで村社の修理の仕事を寄付を集めることから、一緒にやった友人である。懐かしい方々で、思い出話が弾み自分が半身不随であることを忘れるほどだった。
こうして思いだしてみると人生幾つの時もいろいろなめぐり合わせで自分がしなければならなくなった仕事を誠実に行うことが大切だと気が付いた、
(追補②)とかく若い頃はそれほど真面目では無かった僕ではあるが、与えられた仕事だけは手を抜かずにやってきたつもりである。
それがよかったのだろう。半身不随になって悶々としている僕のところへ来てくださって、当時の思い出話をしてくださる。これほど楽しいことはない。(T)
3月の夕日