いい季節になりました。曼陀羅寺公園の「藤祭り」は連日大賑わいで、大規模な交通渋滞が発生しています。こんな日は花壇や菜園の手入れに勝る仕事はありません。我が家の庭は、今、サツキが真っ盛りです。
菜園に目を移すと、通称「トマトとナス、キュウリの行燈」、さやえんどう、ジャガイモ、イチゴが、春の陽を一杯受けてスクスクト育っています。「行燈」というのはどことなく姿が似ていることから来た俗称です。苗がまだ小さいときに畑に定植すると風で倒れて成長の妨げになりますから、防風壁を作ってやるわけです。これは「昔の方式」で、今ではネットを被せたりトンネルを作ったりするのが一般的ですが、私はあえて“昔の方法”を採用している訳で、近くを通る人の中には「懐かしいなも」と声をかけてくださる人もいます。左の写真はトマトの苗です。
上の写真の右が「さやえんどう」、左が「じゃがいも(男爵)」です。男爵は芽を2本だけ残して後は撤去し、根元一杯に土を寄せます。
この作業を「土寄せ」と言っていますが、第一回の土寄せを終わったところです。下がイチゴ。まあ順調で沢山花目が出てきました。
近々に藁を敷いて、赤くなったイチゴが土に触れて、お尻を虫に食べられないようにする必要があります。
次回は、「逆さ傘」方式で大胆な剪定をしたプラムや、昨年は後半で失敗したキイウイなど、庭の果樹の様子をご報告いたします。