筆者がお世話になっているここ「住宅型有料老人ホーム」では日曜日に出る朝食の載った皿が無暗(むやみ)に大きい。
聴けばフランスで使っている皿のサイズと同じだという。勿論お箸もスプーンも載っている。そのくせナイフやフォークは載っていない。聞けば高級ホテルのレストランでも同じだそうだ。
これを見て筆者は苦笑を禁じ得ない。日本人は指先が器用だから箸でほとんどの事ができる。西洋人の指先は訓練不足で箸で豆をつまんで口に入れることができない。だから、薄いハムでさえナイフやフォークがいる。
皿が大きいのは本来ならここに牛肉の大きいのが載っていて箸では口に入る大きさに切れないのでナイフやフォークをのせている。日本料理なら初めから切ってお客さんに出すところだろう。
そのあたりの考察をせずにナイフやホークをのせて出すところが気に入らない。日本はもっと日本流に自信を持って気配りの行き届いた日本流に自信を持ってもらいたい。料理は和食でそこにナイフやフォークを添えてお出しするというようなことは止めて、わしょくに誇り持ってお箸で出して(ナイフやホークが必要なお方はお申し出ください)くらいがいいのではないかと思う。
何しろ「和食は世界文化遺産に指定された」のではなかったか。(T)
日曜日の朝食
どうも そういった施設などに入居した人には 指先がうまく使えなくなているのではないか という先入観が浮かぶのでしょうね。
まず おいしければよし としてはいかがですか