かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

ああ無情! そして冬に備える。

2013-11-29 | 気ままなる日々の記録

 昨日〝頑張れ皇帝ダリヤ!″を書いたばかりなのに、願いは届かず、昨夜の冷え込みで無残な姿になってしまった。今朝のテレビで「名古屋で初霜」といっていたので心配して庭に出だらこの姿だった。あと10日霜が遅かったらと思われてならないが、これも私の不注意が原因。ダリヤに詫びた。

                      

 

 「木の葉時雨(しぐれ)」で一夜にして梅やプラムが葉を落とし、小鳥が小枝の間を渡り歩いているのがよく見えるようになった。そこで思い出したのが今夏友人たちと出かけた揖斐川の上流の道の駅で、何気なく買い込んだ「小鳥の巣箱」。そうだ!今こそこれを付けてやろう。小鳥は温体動物だから冬は寒かろう! というわけだ。付け始めると高さや入口の向きなどが分からない。買うとき聞くべきだったと、またしてもバカの後知恵。観察しながら試行錯誤と決め込んだ。取り付けた木は、冬の新葉が光る常緑樹のモッコク。

                     

 外気温10度でこの秋一番の冷え込みとのことであったが、風が無く陽当たりはポカポカと暖かい素敵な小春日和。金魚の水槽の掃除をした。暮れに掃除をしてやると冬場は2~3ヶ月水が汚れない。金魚たちにはバケツに引っ越してもらって、洗剤も使って徹底的に洗った。もちろん、水槽の底に数個置いた巻貝の中はそのままにして。巻貝の中に残った微生物がこの水槽で育った浄化微生物で、この生き物たちが夏場に水を浄化してくれるから。

                      

  この金魚君たち、孫が喜ぶかと2年も前に買い込んだ安物クンだが、ずいぶん大きくなった。水槽の写真は難しい。情けない背後霊が映ってしまうし、水槽が鏡になって、わけの分からない景色がうっすらと入り込んでしまう。あちこちに暗幕を下してから撮影する必要があるようだ。


急に寒くなりました。

2013-11-28 | 気ままなる日々の記録

 七十二節季で11月27日は「木の葉時雨(しぐれ)の日」のようです。つまり、寒くなって北風が木の葉を払い始める日だと云うのです。我が家の隣に大きな銀杏の木がありますが、ここ2~3日の冷え込みで見事に紅葉しました。

                   

 我が家の「健気な皇帝ダリア」も間もなく満開です。皇帝ダリアは霜が降りると一度にやられてしまいますから、最後の追い込みに大わらわ。

                   

 昨日は、北側の生け垣の剪定を終わり、近くの「お茶の木」の剪定をしました。昭和20年代の我が家では、自家用のお茶の葉はすべて自家生産で、お客様用だけを買っていました。6月の麦刈り、7月の田植えが終わった後、茶の木を刈りこみ、庭に運び込んで葉をむしり取り、その葉を茹でてから天日干しにしていました。いわゆる「番茶」作りです。脱皮した毛虫の抜け殻と、生きた毛虫に苛まれるなかなかの重労働でした。

                   

 右が剪定を終わった「茶の木」で左が槇の生け垣です。

 今「茶の木」を大切にしている理由は2つあります。第一は、剪定をしておくと、5月の新芽の薄い緑が実に美しく、素敵なモニュメントになってくれること。そして第二は、お茶の新芽の天ぷらが美味しいことです。衣の少ないから揚げにして、少しダシ味を強くした天つゆで頂くと最高です。


健気(けなげ)にも皇帝ダリアが咲きました。

2013-11-23 | 気ままなる日々の記録

 「健気(けなげ)にも」と書きましたが、それには訳があります。
 8月下旬、ゴーヤを始めとする夏物野菜の後片づけをしているとき、誤ってイボ棒で皇帝ダリアの幹の部分を強打して、地上1m程のところで幹を折ってしまいました。やむなくその部分で幹を切り取り、残った部分の葉の付け根から芽が出てくることを期待して、ときどき観察していましたが、それはダメで、その木は枯れ始めましたので、「今年は断念」と諦めていました。

 10月に入って、ふと見ると、枯れた幹の根元の部分から新芽が出て50センチほどになっているではありませんか。しかし、いかにも背が低く、付いていた蕾もあまりにも小さくて咲きそうにありませんでした。それがついに咲いたのです。きっと、大急ぎで大きくなったに違いありません。

       

  植物が〝急いで大きくなる″ということがあるかどうか知りませんが、そうとしか思えないから「けなげ」です。

 この冷え込みで南天も色づき始めました。この実の受粉は梅雨時といいますから、 こちらは〝超ゆっくりモード″です。今年は沢山実をつけました。

  

 夜の冷え込みが厳しくなり、もう木々たちは冬眠モードに入りました。いよいよ庭木の剪定シーズンです。手始めに生け垣の槇の剪定から始めました。注意すべきは小春日和の日、まだスズメバチが襲ってくる可能性があることです。最近では、昨年襲われ、脚立から転げ落ちました。 

 

 手前が終了部分、遠くがマダのところです。私が子どもの頃、ちょうど今頃ですが、稲刈りが終わると、お弁当を持って、林へ1年分の薪を取りに出かけていました。林の中の陽だまりで広げたお弁当の美味しかったこと。今でもそのときの情景をくっきりと思い出すことができます。

 

 


夕方の散歩から

2013-11-17 | 気ままなる日々の記録

 最近、夕方の散歩にハマっています。出発は午後4時。何はさておき車で木曽川の河川敷の通称「本田島の駐車場」まで行き、そこから遊歩道を歩きます。

 今月も中旬になってやっと天候が定まり、あたりはいよいよ晩秋の風情。乾燥した空気の肌触りがよく、その上、夕方の空が美しい。そうだ!木曽川の河川敷まで行って夕焼けを見ようと思いつき、出かけた日の夕日が格別美しく、「明日も来てみよう!」と思いついたのが始まりです。

 先ずは、木曽川の河川敷に整備されたサイクリングロードと遊歩道。これは国の事業でさすがに立派。一宮のツインタワーから江南のスイトピアまで完成しました。遊歩道は堤防の真下の川側に造られていますが、その内側は自然のままの雑木林、ところどころにススキの原っぱが続きます。

                        

 4時過ぎ、ジョギングの人、サイクリングの人、犬の散歩に人などなど大勢の人が、一日の終わりを楽しんでいます。

               

 昨日はやや雲不足でカメラを忘れず持って行ったわりには、チョット残念でしたが、それでも十分大自然の営みに感動しました。残念といえばこのあたり西を向いて視線を地平線に落とすと必ず高圧線が邪魔することです。

                   

 この付近では、午後5時になると「夕焼け小焼け」のメロディーが、〝息も絶え絶え″といった感じで聞こえてきます。防災無線連動の音階つきサイレンの演奏らしいのですが、いかにも音色が悪く、落ち着きません。平成25年11月16日現在、このサイレンが鳴るころ、東にはご覧のような月が登っています。


晩秋の佇(ただず)まいか?

2013-11-09 | 気ままなる日々の記録

 夕暮れが早く、いつの間にこんなに冷たくなったのかと思わせる冷気が頬を撫でる。そうか! もう立冬(11月7日)も過ぎたのか、と庭の片隅に眼をやればそこでは『ツワブキの花』が満開だ。

        

 今まで、こんな思いでこの花を見たことことはなかった。ブログに書く以上、間違った名前では恥ずかしいと思い、辞書を引いてみると「晩秋、長い茎に黄色い花を開く。庭の日陰に植える、フキに似た形の常緑多年草」とあったから間違いない。それにしても、今まで雑草にしか見えなかった庭の片隅の草花が、季節の移ろいの中でいとおしく思えるようになった。有り難いことだ。

       

 一番右が「葉ボタン」。中心部分が大きく育った段階で鉢植えにしてお正月用の門松代わりに入口に飾る予定。あとの2枚は一番目に付く柿。いよいよいい色になって我が家の庭に「晩秋」を呼び込んでいる。

 雨天の日には、フォトショップを駆使して写真の加工に精を出している。友人と協力して「写真集」出すことにしていて、割り当てられた宿題に追われている感じ。写真集の題名は「蘇った『白山社』」(仮題)だ。なかなか思うように進まず悪戦苦闘中。明日は雨だそうだから、終日頑張る予定。