鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2345回】 自覚と責任感を持った営業マンは成長する

2017年06月01日 | 住宅コンサルタントとして
営業マンとして成長できるかどうかの一つのポイントとして、
自覚をどれだけ持っているのか、ということが挙げられます。

住宅会社にしても、建築資材販売店にしても、
とにかく営業が受注してこなければ、会社の他のスタッフの仕事が生まれない。

住宅会社であれば、設計やコーディネーター、監督、更には協力業者さんの仕事が無くなってしまう。
建築資材販売店であれば、配送や工事、事務員さんの仕事が無くなってしまう。

「だから自分が仕事をお客様から受注してこないと、いろんな方が困ってしまう」
というように考えられる営業マンは、間違いなく成長します。

「俺は俺なりに頑張っているんだよ!
仕事が受注できないのは、会社や商品が悪い、もしくはお客様が悪い」

と営業マンとしての自覚が著しく欠けている営業マンは成長しません。

個人的に思うのですが、人間、人のためにこそ、頑張れると思うのです。

「自分のためにしか、人は頑張れない」ということを言っている人もおられますが、
自分はそうは思えないのです。

自分自身、コンサルタントしての修業中の頃は本当にタフな毎日を送っていましたが、
それはどう考えても家族が居てくれたからであって、
自分が独り身であったなら、あそこまで頑張れなかったと思うのです。

子どもや家内につらい思いをさせる訳にはいかない。
だから少なくとも前職以上に稼げるようにならなくてはならない。
そう思っていたからこそ、年間5000時間以上、働けたのだと思います。

今もそう。
私が提案をしたことで、クライアント様の運命が変わることもある。

とすれば、クライアント様の経営者、社員さんとそのご家族、
更には地域の協力業者さんなど、いろんな方に影響を及ぼす可能性があるのです。

だから今でも時間をつくっていろんな調査をしたり、
ビジネスパートナーさんを探し続けたり、調査を継続して出来たりできるのだと思います。


自分の仕事が、いろんな方の仕事や人生に関わっている。
その自覚を持ち、責任感を持てているか、そうでないかの差は大きいのです。

皆さんは、自覚と責任感を持てていますか?
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