かなり前のことですが、あるクライアント様で商談中のお客様の進捗を確認しておりました。
その中の1組のお客様、家を建てたいのですが、なかなか決断ができない様子。
しかも社長のご友人なのだそうです。
その理由を聞いていくと、ご主人は会社の経営者で、
多額の住宅ローンを組んで家づくりをすることが不安とのこと。
で、そのご主人、どういう会社を経営されているかというと、印刷会社さんなんですね。
主な顧客は、自治体とか学校とか企業とからしいのですが、
個人的にこのお客様、家を建てられないだろう、と直感で感じました。
というのは、本当に昔ながらの印刷屋さんだからです。
時代の流れについていけてないと、話を聞いていて思いました。
今、印刷業界は本当に大変です。
紙を印刷する必要性が一昔前と比べると、半分以下になっているような気がするのです。
我々住宅業界は、よくチラシを印刷してポスティングをしますが、
その印刷もネット系の印刷会社の安さに、
一般的な印刷会社は価格で合わせることは不可能です。
(人件費の問題、量の問題など)
更に一般的な企業が持っているコピー機のクオリティーが格段に上がり、
わざわざ印刷会社に印刷してもらわなくとも、
名刺や封筒、会社案内やパンフレットなど、自社でつくれてしまう状況なのです。
要するに、これまでの町場の印刷会社さんができる仕事の需要が激減していく、ということです。
(今、50代60代が経営している中小企業はまだ、町場の印刷会社に依頼するかもしれませんが、
今の20代、30代の世代になると、皆自分でやってしまうと思います)
私が印刷会社の経営者なら、特殊な印刷機でないとできない印刷物に特化したり、
いろんなイベントに特化していくという選択をするかと思います。
そしてブランディングを確立し、価格で巻き込まれない状況をつくっていく。
とまあ、そんな話はどうでも良いのですが、何が言いたいかというと、
経営者の仕事は、世の中の変化を予測し、
今自分たちがやっている業態で稼げなくなる時代がくるかもしれないということを知ることです。
利益を生み出し続けなくては、企業として存続できない。
だから、世の中が変わり、市場が変化しても利益を生み続けられるよう、
変化することを決定するのが経営者の仕事なのです。
だから経営者は、外に出て、いろんなことを自分の肌で感じ、
世の中がどう変わっていくのかを予測することを辞めてはいけないのです。
だから経営者は、実務だけをして満足をしてはならないのです。
その中の1組のお客様、家を建てたいのですが、なかなか決断ができない様子。
しかも社長のご友人なのだそうです。
その理由を聞いていくと、ご主人は会社の経営者で、
多額の住宅ローンを組んで家づくりをすることが不安とのこと。
で、そのご主人、どういう会社を経営されているかというと、印刷会社さんなんですね。
主な顧客は、自治体とか学校とか企業とからしいのですが、
個人的にこのお客様、家を建てられないだろう、と直感で感じました。
というのは、本当に昔ながらの印刷屋さんだからです。
時代の流れについていけてないと、話を聞いていて思いました。
今、印刷業界は本当に大変です。
紙を印刷する必要性が一昔前と比べると、半分以下になっているような気がするのです。
我々住宅業界は、よくチラシを印刷してポスティングをしますが、
その印刷もネット系の印刷会社の安さに、
一般的な印刷会社は価格で合わせることは不可能です。
(人件費の問題、量の問題など)
更に一般的な企業が持っているコピー機のクオリティーが格段に上がり、
わざわざ印刷会社に印刷してもらわなくとも、
名刺や封筒、会社案内やパンフレットなど、自社でつくれてしまう状況なのです。
要するに、これまでの町場の印刷会社さんができる仕事の需要が激減していく、ということです。
(今、50代60代が経営している中小企業はまだ、町場の印刷会社に依頼するかもしれませんが、
今の20代、30代の世代になると、皆自分でやってしまうと思います)
私が印刷会社の経営者なら、特殊な印刷機でないとできない印刷物に特化したり、
いろんなイベントに特化していくという選択をするかと思います。
そしてブランディングを確立し、価格で巻き込まれない状況をつくっていく。
とまあ、そんな話はどうでも良いのですが、何が言いたいかというと、
経営者の仕事は、世の中の変化を予測し、
今自分たちがやっている業態で稼げなくなる時代がくるかもしれないということを知ることです。
利益を生み出し続けなくては、企業として存続できない。
だから、世の中が変わり、市場が変化しても利益を生み続けられるよう、
変化することを決定するのが経営者の仕事なのです。
だから経営者は、外に出て、いろんなことを自分の肌で感じ、
世の中がどう変わっていくのかを予測することを辞めてはいけないのです。
だから経営者は、実務だけをして満足をしてはならないのです。