鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2541回】 新業態の船出

2017年12月14日 | 住宅コンサルタントとして
これまでの住宅会社のやり方では、いずれ行き詰る。

そんなことを思ったのが、今から5年前でした。

そこからいろいろと研究し、この業態の形であれば、うまくいくのでは、と
自分のアイデアがまとまったのが、今から1年ちょっと前です。

そこから各クライアント様に提案させていただき、
最初に手を挙げて下さったクライアント様たちが、新業態をオープンされました。

まだ1カ月も経過していませんし、しかも年末ですから
細かな検証の結果、いろんなことが見えてくるのは2月以降でしょうが、
住宅会社におけるハードルの高さをかなり和らげる効果が見えてきています。

これまで手を打ってきていただいた点が、
いろいろとつながり、面になる可能性も高いです。

手応え、かなりありますよ!


新業態に取り組んでいただいているのは、5年後、10年後に向けての対策です。

売り手側が発信する広告の効果は劇的に下がり、
紙媒体を活用した情報発信は何も効かなくなる。

webにおける広告の効果も、正直上がらないでしょう。

広告を利用しなくとも、お客様に自分たちの世界観を伝えていくことが出来るかどうかが、
5年後、10年後にポイントになってくるのです。

そのために、住宅会社がやるべきことは、
新しい業態に転換し、何をせずともお客様に安定して来ていただける環境をつくること。

5年後には、広告宣伝費が今の50%程度に下げても
安定的にお客様が来場して下さり、
商談できるお客様が安定的に発生し、
商談からの成約率が70%程度を維持できる。

こうしたことをイメージして、クライアント様のビジネスを組み立てられるよう、
そしてクライアント様の市場におけるブランドイメージが高まるよう、
自分がやるべきことをコツコツとやっていきたいと思っています。
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