弊社のクライアント様は、超優秀です。
その超優秀なクライアント様でも、
新規のお客様の来場は、
半年前、一年前と比較すると、
あまり良くはありません。
マクロで市場を見た場合、
業界には向かい風が吹いています。
その影響でしょうか?
昨日、開催していただいていた勉強会も
参加して下さった工務店様、メチャ多かったですし、
経営相談なども複数の住宅会社さんよりいただいております。
ということで、業界内では、
この先、どういう経営判断をすれば良いのか?
今の商品構成で良いのか?
来場数を安定させるには、何が必要か?
というような疑問や不安を抱えている会社さんが
増えてきているのでしょう。
業界内に向かい風が吹いた時に、
どういう手を打てば良いのか?
そこを考えることも重要なことかもしれませんが、
もっと大切なことは、向かい風は定期的に吹くのであって、
そういうことが起こる前提で日頃から手を打っておく、
ということが大切なのです。
違う言い方をすると、病気になってから、
どういう治療をするのかを考えるよりも、
病気になった時のダメージが軽くなるよう、
日頃から体力や免疫力をつけたり、
予防をしっかりとしておくことの方が大切、ということ。
弊社のクライアント様には、受注残を一年分、
確保した経営をやりましょう、と提案をしていますが、
一年分の受注残を持って経営できている会社は、
目先の来場数が減っても、焦りは小さく、
余裕があるうちに次の一手をドンドン打っていくので、
向かい風がやむ手前で、既に来場が安定していたりするのです。
更に自社に好意を持って下さり、
自社を応援して下さる方をコツコツ増やしている会社は、
向かい風が仮に吹いたとしても、それほど困らないのです。
順調な時は、そう長くは続かない。
順調でない環境になった時、
そこから手を打つのではなく、
その前からしっかりと手を打っておく。
それこそが経営力なのです。