業態が進化していくと、専門店化していきます。
特に飲食業界では、その傾向は顕著です。
ファミレスからカレー専門店とかハンバーグ専門店が生まれ、
居酒屋から餃子居酒屋や海鮮居酒屋、
鮨居酒屋などが誕生しています。
そしてベーカリーの世界も専門店化が進んできました。
フルーツサンド専門店、カレーパン専門店、
サンドウィッチ専門店などです。
そして弊社のクライアント様が新しく始めた専門店が、
先月驚愕の数字をたたき出しました。
専門店化してことで、自社の特徴・強みが
お客様にしっかりと伝わって、
来店につながったということでしょう。
住宅業界もInstagramやYouTubeの浸透により、
お客様が来場前に自分がどんな家を建てたいか、
イメージを持った上で行動する方が増えてきています。
そういうお客様に対し、
自社はどういう家の専門店なのか、
ということが伝わるマーケティングができれば、
自社に合うお客様の来場が増えていくでしょう。
ただ、専門店といっても、
お客様が求める専門性を打ち出さなければ、
効果は出ません。
例えば、「木の家専門店」というような見せ方だと、
あまりにも抽象的過ぎてお客様はピンときません。
飲食業界で言えば、「小麦を使った料理専門店」
というくらい、具体性に欠けているのです。
自分たちは数ある住宅会社の中で、
どういう家の専門店なのか?
ここを強く打ち出す時代になったと言えるかと思います。
皆さんの会社は、どういう家の専門店ですか?