住宅業界でずっと仕事をしている中で、
紹介がやたらと起こる会社、
紹介がとにかく多い経営者、
そして紹介をたくさんいただいている営業マンと
紹介がほとんど発生しない会社、経営者、営業マンを
これまでたくさん見てきました。
両者の違いは何なのか?
紹介がたくさん発生している会社に共通するのは、
とにかく今、業績が好調で忙しい、ということ。
今、売れて繁盛している会社、
多くのお客様から頼っていただいている営業さんに
いろんな情報が集まっていくのです。
その逆に、今、好調でない会社、
ここ数か月、受注が取れていない営業マンには、
なぜか紹介が発生しないのです。
これは、
「業績が悪くなったから紹介に力を入れよう」
という戦略があまり意味がないということを意味します。
その逆に、売れまくって忙しい時にこそ、
OB様や協力業者様に紹介をお願いすると効果的である、
と言えるでしょう。
そして紹介が発生する会社、経営者、営業マンに共通するのは、
・とにかく、人とのご縁を大切にする
・人で判断して購入する(メリットで物事を決めない)
というポイントです。
やり方論、テクニック論が大好きで、
人を大切にするとか、本質を追求する、といったことに
興味が無い会社・経営者を多々、見てきましたが、
そういう会社には本当に紹介が発生しないのです。
まあ、「引き寄せの法則」を分かっていると、
こういう現象になるのは腑に落ちて理解できると思います。
たくさんのお客様に支持されている状態でこそ、
紹介販促は成果が出る、ということを
住宅会社の経営者や営業マンは理解しておいた方が良いでしょう。
暇になってから手を打っても、「時。既に遅し」なのです。