鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4264回】 「会社を売る」とは、どういうことか?

2022年09月02日 | 住宅コンサルタントとして

私がクライアント様によく言うのは、

 

「商品を売るのではなく、会社を売らなければならない」

 

ということ。

 

これが出来ている会社は、本当に強いのです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

このインフレで消費が冷え込んでいる中でも

業績が過去最高と絶好調。

(来場数はあまり順調ではないのですが・・・)

 

その最大の理由は、

スタッフの皆さんが自分の会社の姿勢に、

とにかく自信と誇りを持てているから、

ということに尽きるのです。

 

とにかく現場監督が、良い建物をつくろうと本気であり、

その姿勢が職人さんたちにも伝わり、

皆がこの会社の仕事は本気でやらないと、と意気に感じ、

そういうのがお客様にも地域社会にも伝わっている。

 

そしてその素晴らしさが、

営業担当者にもしっかりと伝わっているのですね。

 

自分の会社に自信と誇りを持っている営業さんは、

主語が「私」ではなく、「当社は」「ウチの会社は」となります。

 

これが、「会社を売る」ということです。

 

スタッフさんが会社を売るようになるためには、

会社の仕事に対する姿勢、お客様に対する姿勢、

取引先様に対する姿勢が社員さんの目から見ても、

 

「さすが!」

 

と思えるようになることが重要です。

 

すなわち、経営者や経営幹部の仕事に対する姿勢が

社員さんに見られている、ということなのです。

 

皆さんの会社は、会社を売ることができているでしょうか?


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