鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3589回】 営業マンは質問力を磨け!

2020年10月27日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社のモデルハウスや見学会に来場され、

いろんなことを矢継ぎ早に質問する方がいます。

 

「この家の構造材の木の種類は、何?」

「この家で、坪単価はいくらなの?」

「御社の売りは何?」

 

という感じで、いろんな質問をしてくるのです。

 

この質問にお応えするだけで売れるのであれば、

こんなに楽な営業は無いのですが、

まずお客様の質問にお応えするだけでは、家は売れません。

 

でも、お客様に自由に見ていただき、

お客様の質問に回答することが営業マンの仕事だと

勘違いしている営業マンや住宅会社もありますし、

逆に某工務店(大手)のように、

とにかく自社の性能の良さをゴリゴリに説明することが

営業マンの仕事だと勘違いしている工務店もあるのです。

 

お客様の質問に応えるだけでも売れなくて、

一方的な説明をするだけでも売れない。

 

では、営業マンとして重要なことは何なのか?

 

質問をしてくるお客様には、

 

「そういう部分にこだわりを持たれるようになったきかっけは、

何かありますか?」

「家づくりを進めていく上で、お客様のような現況の方は、

どういう進め方をすべきか、

どなたかに教えていただいたことはありますか?」

 

というように、適切なタイミングでこちらが質問をして、

お客様にお応えいただくという形に持ち込むことです。

 

こちら側の質問にお客様にお応えいただくことで、

お客様は自分で自分を方向付けしていくのです。

 

そして自分で自分をフレーミングしてくれますし、

自分で自分を決断する方向に持っていってくれます。

 

我々営業マンがすべきことは、

適切な質問を投げかけることと、

その質問を投げかける前に適切な事例を提示することなのです。

 

とまあ、ちょっと難しいかもしれませんので、

詳しくは今月、来月、お伺いした際に

詳しくお伝えさせていただきますね。


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