鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5067回】 商売が順調な時こそ、危機感を持つ

2024年11月13日 | 住宅コンサルタントとして
業績が今、芳しくない会社は、
なぜ業績が下がってしまったのか?

その理由はただ一つで、
今のお客様が価値を感じるマーケティングができていない、
今のお客様が欲しいと思える商品を用意できていない、
今のお客様が求めるレベル以上の提案ができていない、
ライバルよりも商品力や提案力が落ちている、
すなわち、「お客様とライバルの変化に適応できていない」からです。

でも今はイマイチの業績の会社でも、
過去は業績が良かった時代があったのです。

過去、業績が良かった時に、
そこにあぐらをかかず、
今の自分たちの商品やマーケティング、提案力では
いずれライバルに抜かれるか、お客様に満足されなくなる。

だから今のうちにもっとレベルを高めておかないと!

という思考に至らなかったのです。

当時の業績の良さに油断し、胡坐をかいてしまった。
自分たちの実力を過大評価してしまった。

その間にコツコツと力をつけてきたライバル。
その間にいろんな勉強をして目が肥えたお客様。

そこに適応できなくなったのです。

今、商売が順調な会社、
今、受注が順調な営業マンほど、
危機感をもちましょう。

ちょっと油断すると、すぐに通用しなくなるのです。

この順調さが長く続く訳がない、と思い、
顧客のニーズの変化、ライバルの変化を予想し、
そこに先回りできるよう、進化し続ける。

そういう会社、そういう営業マンが一流なのです。

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