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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4703回】 経営判断の答え合わせは、5~10年後

2023年11月15日 | 住宅コンサルタントとして

弊社はクライアント様に対し、

目先の業績だけを良くするような、

短期的な小手先の提案は一切やりません。

 

安い商品をつくって、短期的に受注をUPするとか、

建売を仕込んで棟数を稼ぐとか、

ヘッドハンターをつかって中途で優秀な人を採用するとか、

こういうことを提案したことはありません。

 

ローコストに流れ、

若手スタッフでも簡単に売ることを目指す経営者もいますが、

そもそもそんなビジネスをやってもスタッフも育たないし、

家は簡単に売るものではないと思っていますので、

弊社がご提案することは、

 

「高性能化」

「高デザイン化」

「注文住宅&リノベーション」

「新卒採用+育成」

「顧客満足度+業者様満足度の向上」

 

という、時間と手間がかかることばかりです。

 

取り組んだからといって、成果がすぐには出ないのです。

 

手応えを感じられるまで、

そして成果が出るまで、かなりの時間がかかります。

 

その取組みの答え合わせは、

早くても3年後、時間がかかる場合、10年とかかかります。

 

もともと、ローコスト住宅で伸びてきた会社、

新卒なんて採用してこなかった会社にも、

私自身、長期的視点での提案を繰り返すので、

根負けした会社は、コツコツと取り組まれるようになります。

 

高デザイン化、高性能化に取り組まれ、

 

「こんな価格で売れる訳ない」

 

と現場の営業マンにも言われたりしますが、

結果、ウッドショック・インフレを経た今、

ターゲット層を上げ、高付加価値化して良かった、と

心からおっしゃってくださいます。

 

新卒採用に取り組んでいなかった会社さんも、

新卒を採用し続けることで、会社の結束力が高まり、

更には上司や中堅のスタッフが成長したり、と

新卒採用に取り組んで良かった、

とおっしゃって下さる会社が大半です。

 

経営判断が正しいか否かは、

取り組んですぐに分からないのです。

 

経営者は、経営判断とはそういうものだと思って、

経営の本質を学び、どっしりと腰を据えて経営していきましょう。

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【4702回】 ターゲットを明確に定義するから、商品もマーケティングも研ぎ澄ませる

2023年11月14日 | 住宅コンサルタントとして

先日、目の中でコンタクトレンズ(ソフト)が破れ、

目の中に残ってしまい、自分では取れないので

コンサル終了後に眼科に連れていっていただいた鬼山です。

 

コンタクトレンズ歴30年以上ですが、

目の中でコンタクトが破れたことは初めてで、

貴重な体験となりました。

 

また、眼科に連れていっていただき、

更には診察が終わるまでクライアント様のスタッフさんが

眼科で待って下さり、最後ホテルまで送って下さいました。

 

何と御礼を申して良いのか・・・。

 

本当にありがとうございました!

 

 

さて、商品開発にあたり、非常に大切なのは、

 

「誰をターゲットに設定するか?」

 

ということです。

 

ターゲットを明確にイメージするからこそ、

商品のデザインテイストや仕様であったり、

どの程度の性能、どの程度の価格であるべきか、

ということを決定できるのです。

 

更にターゲットが明確になるからこそ、

ホームページのデザインであったり、

どういう動画コンテンツを制作し、発信していくか、

ということも明確になってくるのです。

 

住宅業界を取り巻く環境は厳しくなります。

 

土地価格も首都圏、名古屋圏、仙台圏、札幌圏で

価格は本当に高くなりました。

 

最も値上がりが激しいのが福岡市近郊で、

この10年で約70%、地価が上昇しています。

 

更にウッドショック、円安の影響もあり、

建築資材の価格も上がりました。

 

これまで家を買えた層の方でも、

今では買えなくなっているのですね。

 

なので自社のターゲットは誰なのかを

再設定しないといけない状況だと思っています。

 

そして再設定したターゲット層が好む商品を開発し、

その方たちが情報収集する媒体で情報を発信し、

その方たちが好感を持つ接客をしていく。

 

市場の変化に適応するには、

こうしたことを愚直にやり続けるのみです。

 

皆さんの会社のターゲット設定は、今のままで良いですか?

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【4701回】 市場の変化に合わせ、変えていくべきものを理解する

2023年11月13日 | 住宅コンサルタントとして

ウケるデザインであったり、

YouTubeやリールで再生回数が回るパターンであったり、

トレンドは日々、変化しています。

 

この変化に適応していかなければ、

来場数や再生回数は伸びません。

 

各クライアント様の広報担当者には申し訳ないなぁ、と

いつも思いながら、最新のトレンドをお伝えし、

1年前、2年前に自分が伝えたことと

結構違うことを言っていたりします。

 

YouTubeのルームツアーに例えて言えば、

1年前、2年前に再生回数がガンガン回っていたテーマでは

もう全くと言っていいほど再生されなくなっています。

 

リールやTikTokもしかりです。

 

更にはお客様が求めるデザインも、

ここに来て少し変化が見られます。

 

3~5年前に流行っていた、

アメリカの西海岸風のテイストは、

サーファーの方など、一部の方には人気がありますが、

ブームとしては終了しています。

 

ニューヨークのブルックリン地区の建物のようなテイストも、

一時期の人気ではなくなりました。

(今でも子のテイストを好きな方は、もちろんおられます)

 

モデルハウスのデザイン・テイストは、

集客数に如実に直結しますから、

トレンドを外してはいけません。

 

こうした部分は、時代の変化と共に変化すべきものです。

 

ところが、一度ある分野で成功してしまうと、

どうしてもその成功体験が忘れられず、

それに固執したり、変化できなかったりするのです。

 

いやいや、時代は変わっていますよ、と

スタッフさんの中には気づいている人がいるのですが、

そういうスタッフの声が

トップやマーケティング担当者の耳に届かない。

 

結果、変化することが遅れ、

一気に集客に苦戦する、といったことが起こります。

 

今、変化のスピードが速いので、

一度乗り遅れると、リカバリーが結構大変なのです。

 

変化に乗り遅れないようにするには、

どういう取り組みをすれば良いでしょうか?

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【4700回】 お客様に正しい情報を伝えられるよう、学び続ける

2023年11月12日 | 住宅コンサルタントとして

コロナ前まで日本はずっとデフレだったので、

日本人の大半は、

いろんなモノの価格も金利も上がらない経験しかありません。

 

ところが、今は世界的な金利の高止まりに加え、

円安、原油高の影響で、日本もインフレになりました。

 

今の65歳以上の方は、インフレの社会をよくご存知でしょうから、

いろんな物の物価や金利が上がっていくことが

感覚的に理解できるでしょうが、

今の40代以下の方は、この経験がありません。

 

土地の価格も物価も、

そして建築価格も今が高止まりで、

この先、下がるかもしれないと思っている方も

いるかもしれませんが、

それは幻想であって、インフレは続きます。

 

金利も上がり続けていくでしょう。

 

だから今、家を建てる(というか、ローンが組める)ことが出来る方でも

あと5年後には、家の価格も金利も上がって、

自分たちの年収では希望の家を建てられない、

という方たちが増えてくるでしょう。

 

また、戸建て住宅が高いからといって、

マンションを購入する方も相変わらずおられますが、

マンションは一等地にあって、ほぼ空室が無く、

かつ入居されている方全員が、

積立修繕金を滞りなく払えるのであれば、

全く問題ありません。

 

一方、空室が増えたり、修繕金を払えなくなる人が増えると

建物の老朽化が一気に進み、価値も下落します。

 

何より、住んでいて危険な建物になってしまう可能性もあるのです。

 

気のエリア以外のマンションは、

入居して20年程度して、空室が目立ったり、

住んでいる人が高齢化してくると、リスクが高くなるのです。

 

東京都内ですら、危険なマンションが増えつつある、

ということをどれ位の方が理解しているのでしょうか?

 

そういうリスクを知った上で中古マンションを購入し、

リノベするのであれば、問題ありません。

 

インフレ・金利上昇・マンションのメリットデメリット、などなど。

 

家づくりを検討しているお客様に、

有益な情報を正しく提供できるよう、

日頃から学び続け、

お客様が後悔しないご決断が出来るよう、

サポートしていきたいものです。

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【4699回】 いいところだけつまむか、全面的に真似するか?

2023年11月11日 | 住宅コンサルタントとして

企業でもビジネスパーソンでも全く同じなのですが、

伸びる会社、伸びるビジネスパーソンは、

モデルとした企業やビジネスパーソンを

そのまま完コピしようとします。

 

言われた通り、まずは忠実に行動するのです。

 

そこに自分自身のアレンジは、最初は全く加えず、

とにかくすなおに、徹底的におこないます。

 

それを何度か継続する中で、

成功や失敗を経験しながら、

自分に合ったアレンジを加えて、

最終的に自分のものになっていく。

 

ところが、変なプライドが高い人とか、

自分の実力を過大評価している人とか、

すなおではない人って、

このすなおに全面的にそのまま受け入れて、

実行するということができません。

 

そもそも、それまで結果が出ていない、

大した実力も無いビジネスパーソンなのに、

自分の感性に合うように、

アドバイスをいただいた部分をちょっとだけ受け入れ、

それを自分なりにアレンジしたりするのです。

 

複数名の方にアドバイスをいただいたとしたら、

それぞれからほんの数パーセント、

もしくは数十パーセントを自分の感性で選び、

それらを中途半端にするのですね。

 

ただでさえ、結果が出ていない能力なのに、

その能力のない自分の感性でアレンジする。

 

そりゃ、うまくいかないでしょ、って感じです。

 

今、自分が結果が出ていないのであれば、

それは自分自身の能力不足、センス不足が原因です。

 

センスが無ければ、まずはセンスが抜群の方のやり方を

120%、すなおに真似るべきだと思うのですが、

変なプライドなのか、それができない。

 

自分の感性に沿った、

いいところだけつまむ感性の方が

結果が出せない理由は、

そもそもセンスと能力が無いのに

自分のセンスを信じているからです。

 

自分の能力や感性をまずは冷静に把握したいですね。

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【4698回】 国家100年の計

2023年11月10日 | 住宅コンサルタントとして

日本という国は、素晴らしい国だと個人的に思っています。

 

勤勉な国民。

四季があり、恵まれた自然環境。

歴史と文化がある。

食事がとにかく美味しい。

街がキレイ。

 

世界に誇れる素晴らしい点が多々、ありますが、

一方で問題も多く抱えています。

 

出征数の低下による人口減。

高齢者の数が多く、高齢者の中には

自分たちのことしか考えず、

日本の未来を考えられていない老害も結構いる。

義務を果たさず、権利ばかり主張する輩が結構多い。

言われたことしかできない人の比率が高い。

ゆとり教育、働き方改革で、量稽古がやりづらい環境で、

労基とか幅を利かせている。

 

などなど。

 

国土が小さく、現時点で資源が豊富でない日本は、

とにかく外貨を稼がなければならない宿命を背負っています。

 

そうでなければ、豊かにならない。

 

優秀な企業経営者がいる企業は、

自社がどこに向かって走っていて、

そこに到達するために何を強化するのか、

というビジョンや戦略が明確になっているので

スタッフさんもついていこう、という気になりますが、

日本は今、国としてどこを目指していて、

その実現のためにどういう政策や制度をつくっているのか、

という部分が非常に見えないなぁ、と思っています。

 

目先しか見えていないような政策は次から次に出てきますが、

国家100年の計といいますか、

長期的なゴールを設定し、

そこから逆算して今、こういう政策を実施している、

というように、分かりやすいメッセージを発信できないものか、

と個人的に思ってしまいます。

 

まあ、圧倒的に人口の多い高齢者にウケないことを言った瞬間、

選挙に勝てなくなるでしょうから難しいのでしょうが、

とにかく限られた予算を未来に向けて使わないと、

と思います。

 

いろんな政策を実行するには、

とにかくお金が必要な訳で、

日本経済を強くし、外貨を稼ぐことと

自然と税収が増えていくようにすることが欠かせません。

 

会社も国も、立て直す際には、

まずは中期的なビジョンを設定することが大切です。

 

皆さんの会社は、ビジョンが明確でしょうか?

 

会社としてどこを目指していて、

そこに到達するためにどういうことに取り組むのか、

ということも明確になっていますか?

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【4697回】 ファンが自然と増えていく発信

2023年11月09日 | 住宅コンサルタントとして

このブログをスタートしたのは、

もともとは1~2か月に1回しかお会いできないクライアント様に、

経営面やマーケティング面、仕事への向き合い方などで

ヒントになる情報をお伝えしたい、という目的があったから。

 

で、前職時代の2008年から2010年まで1000日間、

毎日更新しておりました。

 

起業後の2011年1月1日から

再び日々、更新しております。

 

クライアント様の経営者やスタッフさんが

目を通して下さっているだけでなく、

私の友人や過去の同僚の方たちや私の一族、

そして何故か家内の友人の方なんかも

見て下さっていたりします。

 

そしてこれは日々、更新していく中で気づいているのですが、

仕事面に関する内容や住宅業界に特化した内容よりも、

私のプライベートな面を発信した方が、

PV数であったりSNSでのいいねも増えるのです。

 

一応、このブログはジャンルで行ったら

ビジネス系ブログになると思うのですが、

プライベートな発信の方がウケている、という現実に、

個人的には複雑です・・・。

 

ただ先日、ある方のYouTubeショートを見て、

改めてその人の人間的側面を見るとファンになる、

という基本を思い出しました。

 

そのチャンネルは、「ポンコツまるこの日常」。

 

旦那さんのお仕事の都合でイギリスに住まれていて、

イギリスで専業主婦をされているまるこさんが、

旦那さんのお弁当をつくっているシーンを流しながら、

いろんなことを発信してくれているチャンネルです。

 

イギリスの家賃や光熱費、物価などの情報を知って、

日本との物価の差を学べますし、

まるこさんが丸いフライパンで厚焼き玉子をつくったり、

イギリスの丸亀製麺や焼肉ライクに行って食べたのを

動画で見たりしていると、メチャのめり込んでおりました。

 

また旦那さんとのやり取りなんかを見ていると、

まるこさんご夫婦のファンになっておりました。

 

まるこさんも旦那さんのお人柄がとにかく抜群なんですね。

 

YouTubeショートでコンスタントにUPするには、

コンテンツを量産する必要がありますが、

それは毎日の旦那さんへのお弁当であったり、

夕食をつくることで量産できますし、

その料理をつくっている動画に合わせ、

イギリスで暮らす上での諸事情を簡潔にまとめておられる

まるこさんのセンス、本当に素敵過ぎます。

 

個人的には、最後の「いってらっしゃい」にハマってます。

 

ということで、マーケティング担当者は、

「ポンコツまるこの日常」を見て、

いろいろと感じていただければと思います。

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【4696回】 変わるきっかけの一日となれば・・・

2023年11月08日 | 住宅コンサルタントとして

学生時代~社会人2年目くらいまでは本当に怠け者で、

要領よく生きていくことしか考えていなかった私が、

今、こうやって充実した日々を過ごせているのは、

自分自身が変わるきっかけを

いろんな方たちが与えて下さったおかげです。

 

前々職時代の所長や先輩たち、

そして前職時代の師匠、

中谷彰宏さんや斎藤一人さん、稲盛和夫さんの本、

弘中勝さんのメルマガなど、素敵な出会いがあり、

いろんなことを教えていただきました。

 

そのおかげで「要領良く」という発想が無くなり、

コツコツと愚直に量をこなす大切さであったり、

小手先ではなく本質を追求する重要性を

理解できるようになりました。

 

結果、ここ16年間、本当に充実した毎日を

過ごさせていただいております。

 

この16年間、年間の予定が埋まり、

ありがたいことに営業を一切しなくとも

クライアント様を紹介していただけるようになり、

お客様に困ることが無くなりました。

 

結果、業界の研究や異業種の調査や

日々のコンサルティングの準備に

全力を費やすことができるようになり、

クライアント様と太くて長いご縁を頂戴できているのです。

 

今の自分があるのは、

怠惰な自分が変わるきっかけを与えて下さった、

素敵な方たちのおかげであるのです。

 

自分自身がこうやって恩を受けてきたこともあって、

クライアント様のスタッフさんで伸び悩んでいる方や

ちょっと壁にぶち当たっている方がいれば、

その状況を打破したり、変わるきっかけを

つかんでいただくきっかけをご提供できればなぁ、と

いつも思っています。

 

私自身はそんな力が無いので、

素晴らしい書籍であったり、

本質的なことを理解できる動画を見ていただいたり、と

あの手この手を駆使して、きっかけをご提供しています。

 

ここ最近、皆さんにおススメしている、

高森勇旗さんの書籍や動画が、

そのきっかけとなったら、個人的にはメチャ嬉しいなぁ、と

思っていたのですが、

昨日お伺いしていたクライアント様のスタッフさん、

とても良いリアクションだったので、

来月、お会いする時にどんな変化が生まれてるか、

個人的に楽しみです。

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【4695回】 幸せとは何か?

2023年11月07日 | 人として

昨日、コンサルティング終了後、

クライアント様のオフィスを出ると、

クライアント様の社長ご夫婦の娘さんとそのお子さん2人、

そして社長ご夫婦の息子さんの奥様とお子さん1人と遭遇しました。

 

社長ご夫婦の娘さんは3年前までスタッフさんとして

営業やコーディネートをされていて、

息子さんは今、住宅事業を引っ張られていて

バリバリ成果を出されています。

 

このクライアント様の社長ご夫婦、

そして息子さんご夫婦、娘さんご夫婦とも

オフィスから徒歩1分以内に住まれていて、

毎日、顔を合わせ、

お孫さん同士も仲良くて毎日のように遊んでいるそうです。

 

更に会社の業績も非常に順調で、

しっかりと利益を出され、内部留保がコツコツと積み上がっています。

 

会社の業績も良くて、

自分の子ども達夫婦が近くに住んでくれていて

毎日のように顔を合わせ、笑顔を見ることができる。

 

皆、仲が良い。

 

このクライアント様の社長ご夫婦、

本当に毎日楽しくてお幸せだろう、と思うと、

私もとても嬉しく、幸せなのです。

 

一方、私の父母も、

子ども3人、孫8人、ひ孫6人に囲まれ、

しかも一族皆、仲が良く、何かあると皆集まる。

 

今年は一族30名近く集まって旅行に行ったり、

孫の結婚式でこれまた皆、集まったりと

父母共に非常に幸せそうでした。

 

人の幸せとは何か?

 

当然、人それぞれだとは思うのですが、

大抵の人の場合、

自分にとって宝物である子、孫、ひ孫と、

とにかく一族全員無事で健康で、

皆が楽しく暮らしてくれていることに勝るものはないのでは、

と改めて思うのです。

 

お子さんが小さいうちは、

毎日お子さんのお世話に追われ、

仕事もバリバリやらなくてはならず、

余裕もそれほどなく大変な日々が続きますが、

子どもさんがそこそこ大きくなって手が離れると

夫婦に余裕が生まれてきます。

(←私たち夫婦が今、まさにこの段階)

 

それはそれでもちろん、幸せで楽しいのですが、

子ども達が結婚し、孫ができて、

子どもたち夫婦、そして孫たちが楽しそうに暮らしてくれて、

そうしたシーンを見たとしたら、

もっと楽しいだろうし、幸せを感じられるだろう、と思うのです。

 

今でも十分楽しくて幸せですが、

クライアント様の社長ご夫婦、

それから私の両親のように、

孫たち、ひ孫たちに囲まれるようになると、

今よりもっと楽しいことが待っているだろう、と想像すると、

子どもたちが結婚して家庭を持ってくれるのを

楽しみに待ちたいと思います。

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【4694回】 専門店化

2023年11月06日 | 住宅コンサルタントとして

業態が進化していくと、専門店化していきます。

 

特に飲食業界では、その傾向は顕著です。

 

ファミレスからカレー専門店とかハンバーグ専門店が生まれ、

居酒屋から餃子居酒屋や海鮮居酒屋、

鮨居酒屋などが誕生しています。

 

そしてベーカリーの世界も専門店化が進んできました。

 

フルーツサンド専門店、カレーパン専門店、

サンドウィッチ専門店などです。

 

そして弊社のクライアント様が新しく始めた専門店が、

先月驚愕の数字をたたき出しました。

 

専門店化してことで、自社の特徴・強みが

お客様にしっかりと伝わって、

来店につながったということでしょう。

 

住宅業界もInstagramやYouTubeの浸透により、

お客様が来場前に自分がどんな家を建てたいか、

イメージを持った上で行動する方が増えてきています。

 

そういうお客様に対し、

自社はどういう家の専門店なのか、

ということが伝わるマーケティングができれば、

自社に合うお客様の来場が増えていくでしょう。

 

ただ、専門店といっても、

お客様が求める専門性を打ち出さなければ、

効果は出ません。

 

例えば、「木の家専門店」というような見せ方だと、

あまりにも抽象的過ぎてお客様はピンときません。

 

飲食業界で言えば、「小麦を使った料理専門店」

というくらい、具体性に欠けているのです。

 

自分たちは数ある住宅会社の中で、

どういう家の専門店なのか?

 

ここを強く打ち出す時代になったと言えるかと思います。

 

皆さんの会社は、どういう家の専門店ですか?

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【4693回】 選択肢が多すぎるということ

2023年11月05日 | 住宅コンサルタントとして

選択肢が少ないと、人間はじっくり比較検討できます。

 

AとB、どちらが品質が良いか?

コスパで見た場合、どちらが得か?

素材感はどっちの方が好みか?

スタッフさんはどちらのお店の方が対応が良いか?

 

結果、自分の意思で決断できるのです。

 

ところが、選択肢が自分のキャパを超えるくらいあると、

比較検討することが難しくなってきます。

 

結果、自分で決断できなくなり、

自分が信用する人のおススメで選ぶケースが増えるのです。

 

現代は情報に簡単にアクセスできる時代です。

 

だから何か一つ購入するにしても、

エンドユーザーはいろいろと調べ、

選択肢を多数、持つようになっています。

 

その結果、自分でご決断できる方もいれば、

キャパを超える情報を処理できずに、

信頼できる方のおススメにすがる方も増えています。

 

住宅業界においては、過去と比べて今、

紹介発生件数は増えていることが望ましいのです。

 

もし紹介が増えていない、むしろ減っているのであれば、

それは過去のOB様や今、建築中のお客様に

ご満足いただけていない家づくりをやっている可能性が高い。

 

契約してから着工までの対応、フォローに不備はないか?

 

そもそも商談中に営業マンができないことをできる、と言ったり、

さまざまな打合せの進め方やルールに問題がないか?

 

工事中の細かな報告ができているか?

 

契約時と比べると、お引渡しの際、あまりにあっさりしていないか?

 

などなど、自社の契約後からお引渡しまでのフローを見直し、

お客様満足度を高めていく必要があるのです。

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【4692回】 大手だから、実績抜群だから、という理由だけで住宅会社を選んではいけない理由

2023年11月04日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社は、あらゆる業界の中で、

守備範囲が最も広い業態です。

 

例えば、スーパーとかコンビニだと、

売っている商品はメーカーが開発したり、

商社のバイヤーが各地から引っ張ってきたものを

店頭に並べて販売する訳です。

 

商品の製造に関しては、

外部の業者さんが対応しているので、

自分たちの守備範囲としては、

店舗をつくり、商品を並べて販売するところまでです。

(PB商品などは企画までやりますが、

でも製造は外部のメーカーにしてもらっています)

 

製造メーカーさんは、商品企画や原材料の仕入れ、

品質管理・原価管理などは行いますが、

小売店への営業は問屋さんや商社さんに依頼し

エンドユーザーへの販売は小売店に依頼します。

 

企画・材料仕入れ・製造・品質管理・納期管理が

主な守備範囲となるのです。

 

ところが、住宅会社の場合、

マーケティング・営業・商品企画・商品設計・仕入れ・積算・製造・

品質管理・アフターメンテナンスという感じで、

商品の企画から製造・販売・アフターメンテと

他の業種に比べると本当に守備範囲合が広いのですね。

 

ユニクロさんやニトリさんのように、

いわゆる製造小売業(SPA)なのが、

住宅会社なのです。

 

そしてユニクロさんやニトリさんなどの小売業と異なり、

商品をお引渡しをした後のメンテナンスも

ずっとやっていかなくてはならない

 

一企業としての業務の守備範囲が広い住宅会社。

 

更に一般の消費者にとって、最も高額であり、

お客様の人生を左右する家を扱う住宅会社。

 

その自覚を持ち、責任が取れる範囲で

堅実な事業展開をしている住宅会社は、信用できます。

 

ところが、ちゃんとした品質管理ができていないのに、

無責任に商売の範囲を広げまくっている住宅会社が

現実に存在しているのも事実なのです。

 

「成長率 業界ナンバー1」というようなコピーを

そういう会社は使っていたりするのです。

 

住宅の建築の何が難しいかと言うと、

機械化できる部分が本当に小さく、

あれだけ大きな製品なのにミリ単位の施工精度が必要、

という部分に尽きます。

 

各工程ごとに正しく施工されているかを厳しくチェックし、

次のステップに進んでいかないとダメなのですが、

無責任な出店を繰り返している住宅会社や、

中には大手ハウスメーカーであっても

このチェック体制がマニュアル通り回っていない会社も

恥ずかしながら業界内には存在するのです。

 

大手だから安心、という発想を

情弱老人たちは持っていますが、

会社の規模でもなく、営業マンのトークでもなく、

その会社の経営方針や姿勢をチェックしなければ、

信頼できる会社かどうかは見抜けないのです。

 

こういうこともエンドユーザーに対し、発信していかないと、と思っています。

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【4691回】 富裕層にウケる業態開発

2023年11月03日 | 住宅コンサルタントとして

ここ最近、日本における宿泊施設で

ブームになっている業態があります。

 

それは、「鮨オーベルジュ」。

 

オーベルジュとは、泊まれるレストランということなのですが、

これまでオーベルジュと言えば、フレンチやイタリアンのレストランが

宿泊機能を設ける形が圧倒的でした。

 

ところが2023年から、鮨オーベルジュがやたら増えてきたのです。

 

もともと、ミシュランの星を取っている、札幌の名店から

オーベルジュ開業の案内のDMを頂戴したのですが、

八ヶ岳のふもとにも、たまたま鮨オーベルジュを発見し、

更には能登半島にもできていたのです。

 

小樽と能登半島のオーベルジュに共通するのは、

オールインクルーシブとサウナがあることです。

 

オールインクルーシブというのは、

滞在中のアルコールやソフトドリンクも全て料金に含まれている、

ということです。

 

なので料金を気にすることなく、食事の時や日中でも

好きな飲み物をいただける、ということです。

 

もう完全にセレブ対象の施設となっているのですね。

 

ようやく日本も、欧米のように、

一般の方用のサービス・施設と

セレブ対象のサービス・施設と

明確に分かれてきたなぁ、と感じています。

 

レストランや宿泊施設がそうなってきている、

ということは、いずれ住宅会社もそうなっていく、

ということです。

 

一般の方を対象にしているのか、

それとも富裕層を対象にしている住宅会社なのか?

 

これは、両方を狙うということではダメで、

明らかにターゲットを絞る必要があるのです。

 

個人的には、セレブ対象のブランドを

クライアント様と一緒に立ち上げたいなぁと

思っていたりします。

 

というのは、食の世界で起こっていることが、

確実に住宅の世界にも波及してくるからです。

 

住宅業界において、もう少し先になるかもしれませんが、

このトレンドを自分なりに調査し、

クライアント様にご提案していきたいと思っています。

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【4690回】 心臓に悪い戦いが続く

2023年11月02日 | 人として

私、生まれてから今日まで、

ずっと阪神タイガースファンです。

 

阪神が勝つと、その日のネットニュースやYouTubeを

片っ端から見まくって、ニヤニヤするし、

逆に負けるとネット系でもTVでも、

野球系の情報を全てカットしてしまうので、

家族にも呆れられています。

 

そんな阪神とオリックスの日本シリーズ、

もう連日、心臓に悪過ぎて、ちょっと疲れております。

 

昨日、接戦を制して、我が阪神タイガースは勝った訳ですが、

それで気持ち良くなって眠れるかというと、

アドレナリンが出まくって、全く眠れませんでした。

 

布団の中に入っても、目がパッチリなのです。

 

こんな経験は、自分でも生まれて初めてで

ちょっとびっくりしました。

 

ボクシングの井上尚哉選手が先日のフルトン線の後、

アドレナリンが出まくって試合後、眠れなかった、

とおっしゃっていましたが、

 

「アドレナリンが出て眠れないってこういうことか!」

 

と思いました。

 

日本シリーズ初戦は、安心して観戦できる内容でしたので

初日は眠れました。

 

第二戦、三戦は、オリックスの勝利のため、

私自身は興奮しておりませんので、

こちらもぐっすりと眠れたのですが。

昨日のような試合が続くと、完全に不眠となってしまうでしょう。

 

関西では大盛り上がりの、今年の日本シリーズも

今日は晴れですし、土日は大阪ドームで行われますので

雨で中止となる心配はありません。

 

すなわち、日曜日で終わることでしょう。

 

接戦が続くと、もう本当に心臓に悪いですが、

しっかりと阪神タイガースを応援したいと思います。

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【4689回】 断れる余裕

2023年11月01日 | 住宅コンサルタントとして

商談で大切なことは、

 

「何としても受注しなければ・・・」

 

というような悲壮感や必死さを出さないことです。

 

余裕が無い人から、大抵の人は買いたくありません。

 

検討しているお客様、迷っているお客様に対し、

 

「じっくりご検討下さい」

「後悔されぬよう、比較検討して下さい」

 

というスタンスで常に接することと、

自社の商品やサービス、それから会社自身の

良いところの価値をしっかりと理解し、

自分たちに自信を持って対応することです。

 

そうすると、決定率は間違いなく上昇します。

 

商売は、お客様はこちらを選ぶ権利がありますが、

私たちもお客様を選ぶ権利があります。

 

お客様はお客様であり、神様ではありません。

 

自分がお客様でという立場を利用して、

無理難題な要求をしてきたり、

駆け引きが強く、ずる賢い方に

買っていただかなくとも目標が達成できる環境をつくっておけば、

価値観が合わないお客様を断ることが可能なのです。

 

日頃から貯金ができていなければ、

価値観が合わないお客様からも

注文をいただかなくてはならなくなるのです。

 

そういう状況を回避するために、

基本的には自分の目標の1.2倍程度の受注をするイメージで

仕事をすると良いでしょう。

 

年間12棟目標の場合、年間15棟を受注するイメージで

期首から仕事をしていけば良いのです。

 

更には着工中やお引渡し後のお客様、

それから日頃、関わる仕入れ先様や職人様に対し、

誠実に対応し、ファンになっていただき、

ご紹介をいただける関係を構築しておくことです。

 

そうして受注や商談に困らない環境をつくると、

ますます売れていくようになっていくのです。

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