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ヴェシカリウス

2012-04-04 | Helleborus(クリスマスローズ)
前ブログで連載していたヴェシカリウス。
その時も書いたんですが、入手した小苗の、ヴェシカリウス採種地を調べたところ、砂漠地帯でも乾燥したステップでもなく
トルコはハタイ県、地中海沿いの、アマヌス山脈標高900mに自生しているそうな。
気候は…地中海性気候のようです。真夏は40℃近くになることもあるそうで、それなりに雨も降るみたい。意外にも蒸し暑いという話です。
標高900mだから、流石にそこまで暑くないだろうけど、30℃近くにはなるだろうと想像。



というわけで個人的には乾燥が苦手だと考察する。
ネットに書いてあることと違うよね(汗)なので信じなくても結構です(爆)
私は何でも、自分の目で見たり体験しないと、信用出来ない性分なので。
過去記事にも書いてあるかと思いますが??非常識栽培が多いので真似されないようにお願いします(試される場合は自己責任でw)
根を乾燥させると、うまくいかないのなら、乾燥させなければよいと単純な考えw
あと、多分だけど、ヴェシカリウスの根を夏の間乾燥させすぎて、秋に通常の水やりすると、急に吸水して
アネモネの球根みたいに腐ってしまったり傷んだりするのではないかと思ったりする。


水をかなり控えめでも夏越しはするけど、秋植替えてみたら根が黒くなったりして一向に大きくならないそうです。
これでは、生かさず殺さずの状態なのではと自分は思います。息も絶え絶え、決してベストな状態ではないのかと。
因みに我が家のヴェシカリウスは秋植え替え時、根は黒変していないです。



秋の植え替え時、ヴェシカリウスの根↓








産毛も生えていて、土を掴み、つるつるの根ではありません。
黒変もしていないので友人たちの軽石系用土主体ヴェシカリウスより秋の葉の展開が早いみたい。
根を黒変させちゃうと、まず、根の修復または根を伸ばすのにパワーを使い結果、葉の展開が遅くなるような気がする。
そしてヴェシカリウス自身が成長する余力が削がれ、数年経っても一向に大きくならないという現象が続くのかと想像。
なので秋の植え替え時に上記のような根を保てるなら、いつかは開花にこぎつけられるかも??




ヴェシカリウスは入手してから普通に雨にも当てまくり~、真夏なんぞ、寧ろ雨ばかり当てにして水やりをしないと根っこが痛むようです??
前ブログにも書いたんですが、どうもこのヴェシカリウス、極度の乾燥に強くないようです。
根っこも水を欲しがるような産毛の生えた根だし、多肉植物やら蘭とも違って貯水できなそうだし。
あ、産毛はクリスマスローズもよく観察してると生えてます(バラなども)水がすきな植物の根っこだと思うんですよね~。
あと、無機質や軽石主体用土だと、あまり産毛生えていない気がするなぁ。思うに微生物や共生菌の住みやすい環境に多いと思う。
なので恐らく農薬をよく使ったり潅水してると出現しにくいかもね。因みに昔から書いていますが、無農薬にしています。バラもですね~。


で、クリスマスローズの根の産毛ってなんぞや??こういう根っこです↓









モケモケな産毛わかりますかね??
ね、軽石系用土はあんまり使ってないでしょ?
自分は、暑がる原種にはある程度軽石系を使っていますが、ハイブリッド種にはあまり使っていません。



こちらが現在のヴェシカリウスです↓








9号鉢です。5枚目の葉が出てくるかどうかというところ。
用土は堆肥ばかりに見えて、実は赤玉と堆肥主体で、堆肥類をマルチしているかんじです。
今まで、軽石系を多くすると不調になった気がするので、あまり軽石系は投入せず。軽石系は特に水やり控えめなクセのある方には難しい配合かも。
あと未熟な堆肥類はガスが発生したり根が痛むので、ほどほどに(過去記事の用土に関しての部分に記載あり)




で、こちらが地植えのヴェシカリウス↓




最初のヴェシカリウスと同じくらいの大きさで、根はこちらのほうが長いです。

葉は4枚程度かな?もう1枚は展開しそう…


元気なヴェシカリウスの根↓







見づらいですがヴェシカリウスの根には産毛もちゃんとありますし、根が黒っぽくもないです。
普通のヘレボと同じような根っこかなぁ。


今の所、順調に見えるけど、ダメになっちゃう可能性もあるので開花まで気を抜けません。
開花までこぎつけたいけど、どうかなぁ。。。



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