Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

青年海外協力隊

2015年12月04日 23時16分31秒 | 日記

 本日の夕練(今年度26回目)で、青年海外協力隊の隊員としてウズベキスタンへ行っていた先生に2年間の活動報告をしてもらいました。1週間前に帰国し、4日前に職場復帰したばかりにも関わらず、無茶振りを快諾していただいて、夕練で話をしてもらいました。60分間、充実した時間となりました。参加された先生方も、文化の違い、国の情勢、教育について、興味津々で、活発な意見交換となりました。世界を知ることは日本を知ることにつながるなぁ~っと実感。置かれている状況(文化、言語、生活)は違えど、子どもはみな同じ(素直でまっすぐ伸びようとしていて未来へ大きな可能性を秘めている)ということ。生物学的に考えて、人間としての本質なのだろうなぁと思いました。その子どもたちに対して、「教師として自分にできること」を考えていくことが専門性の土台なのだろうと思いました。とは言え、いろいろな事情もあって、支援を受ける側の教員の話を聞くと、いい加減?と感じる部分もありますが、日本の文化を上から目線で押しつけず、相手の国の文化を尊重することの意味を考える機会となりました。あくまでも「ボランティア」という意義をJICAとして隊員に教育するシステムが良くできているな、と今日の話を聞いて思いました。

 山本先生、今日は本当にありがとう! 心から感謝感謝です。

 文化とは何か、ボランティアとは何か、教育とは、ODAの名のもとに、日本は何故、途上国支援をするのか?などなど、その定義、その意義について自分なりに調べて考えるよい機会となりました。

 来週の夕練は、映像を交えながら7年前にJOCV支援で視察したマレーシア報告をする予定です。

                                                    畠山