岡山の先生からのメール。
小学校の特別支援学級の担任をされていて、2年間担任をした発達障害の児童と関係がうまく持てないまま、卒業を迎え、それから数年後に再会し、その子から、「先生と出会えて本当に良かった、あの時はそれが分からず、すみませんでした。」との言葉をもらったとのこと。
僕はこの話を聞いて、何よりの誉め言葉だと思いました。
僕らはこのために仕事をしているのかもしれません。
自分自身、最近感じることは、子ども達に伝わるように、視覚支援の手立てを準備したり、授業展開においても見通しをもたせる工夫をしたり、そんな努力を惜しむことなく、これはしておかなければと、自ら仕事を見つけてどんどん努力をする先生方が多くいるということ。誰にも頼まれていないのに。なぜそうするのか?それは子どもたちのため。保護者のため。誰かのために、自分ができることを、執念をもって追究しなければ納得できないからだと思います。
そういった仕事をしているからこそ、子どもたちの生の声が、心底、励みになる。
何のためにがんばっているのか、それが答えだと僕は思います。
畠山