Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

特別支援教育の教科書

2019年05月09日 17時11分17秒 | 日記

皆さんは、小学校、中学校、高校と、学校で授業を受けてきた時、教科書を使っていましたよね?

小学校1年生の簡単な教科書から、少しずつ難しくなっていき、いろいろな知識が身につき、いろいろなことができるようになっていく、あの、教科書です。

一方、特別支援学校でも教科書を活用していますが、知的障害や重度重複障害の児童生徒が使う教科書は、皆さんが使ってきた教科書と同じような教科書でしょうか?

 

一般学校の教科書は、本当、うまい具合に段階的になっていますよね。

これは、教科書会社が勝手に段階を設けているのではありません。

我が国の教育に関する指針である「学習指導要領」に沿って作成されているのです。

小学校、中学校、高校では、、、

教科書を使うことで、自ずと「学習指導要領」に沿った授業に成り得るです。

 

では、知的障害や重度重複障害の児童生徒には、どうしたらいいのでしょうか?

目の前の子どもたちの実態や教育的ニーズから授業を作る…というのはもちろんですが、それだけでいいのでしょうか?

やはり、公教育を行う上で、理解・活用しなければならないのは、、、

そう、「学習指導要領」なのです。

特別支援学校では、、、

「学習指導要領」を理解して授業を行う必要があるのです。

 

 

今回の学習指導要領の改定では、これまでの障害児教育独自の路線から大きく変わり、通常教育との系統性を持ったものへと大変身しました。

今までと大きく路線が変わったことに加え、ボリュームも一気に増したことで、「どっから学んだらいいんだ…」と、頭を抱えている人も多いのではないでしょうか?

 

そこで、今回の学習会は、本当、オススメなのです!

今回の講師の川間先生には、昨年も本学習会でお話をいただいていたのですが、「わかりやすい」「もっと聞きたい」と大反響だったのです。

前回参加された方も、初めての方も、きっと「きてよかった!」と感じると思います。

現在、過去最高の参加人数、3ケタに迫る勢いで申し込みが入っております。!

また、学習会後の懇親会も、過去最高の人数になる勢いです!

たくさんの皆さんに申し込んでいただいていますが、今回の会場には、まだ定員の余裕があります。

せっかくの機会なので、ご近所お誘い合わせの上、ご参加くださいませ!

(宮前)