こんにちは
薄曇りの初夏の日です。
昨日、近所の人が来て東の藪を綺麗にしてくれました。
その時に藤の蔓をいっぱい切ったので
今日は藤の若葉で染め液を作りました。
つるの部分も少々入っています。
藤で小豆色っぽい色を出していた人がいたので試しにやってみたかったのです。
ビワと灰汁でのお楽しみが待っているので
今朝はそのために灰汁を作る準備をしました。
といっても薪ストーブの灰をバケツに入れて水を足すだけです。
お昼頃、藤の染め液ができてまず一枚、小さめの絹の布を染め液に浸すこと十五分。
ほとんど色はついていませんでした。
こんな事ならヨモギやカラスノエンドウの方がよっぽど張り合いがあります。
その変化のなさにちょっとがっかりしたかもしれません。
しぼんだ気持ちで水洗いをして、
まだしっかりと灰汁になっていないであろう灰混じりのバケツに
ザバッと浸けてみたのです。
未熟な灰汁でも手を入れるとぬるっとして少し泡立ち石鹸水のようでした。
一度沈めた布を引き上げた瞬間
メガ、テン、、、、、、
綺麗なカラシ色に染まっているじゃないですか。。。。。。。。
えー、
これまでのミョウバンを使った媒染液は
染まったと思った布の色が抜けて行きました。
せっかく染まった色が媒染液につけると薄くなるのです。
それなのに、この灰汁を使った媒染液は
反対の現象が起きてます。
これだから染めが面白いのですね。
ただ疑問なのは
媒染液で出た色が染め液に戻すと薄くなるのです。
せっかく素敵なカラシ色も染め液に入れると
あれ?カラシ色が抜けてしまうわ。
染めの基本は染め液を最後にするんじゃなかったでしょうか?
それともどちらでもいいのかしら。
その辺りがわかりません。
せっかく染めた濃い色を失いたくないので媒染液の後水洗いして乾かしました。
ウコン色より明るいゴールドカラーができましたよ。
1回だけの色は明るい黄色。
こんな色も出るのですね。
記録して置きましょう。
ただ今日は太陽が出ない日で色がうまく写せません。
また後日綺麗な写真ができたらお見せしますね。
今度は藤の染め液の次にミョウバンのアルミ媒染を試しています。
どんな色が出るか、結果をお楽しみに
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