こんにちは
お日様が顔を見せず小寒い日でしが夕方になって空が晴れて来ました。
今日は朝から整体へ行き治療を受けて帰って来たあと、二人とも疲れてしまい一緒に昼寝。
先ほど目が覚めて遅いお昼早いお夕飯をいただいたところです。
さて、草木染めに夢中になっている私ですが、昨日一枚のスカーフを思い通りの染められず
ちょっと気分が下がり気味。
それでも絞り染にしていたのでシボを解いて見ました。
するとスカーフの両端に遠慮がちにふたっつ三つ。
かすかに模様が浮き出ていました。
本当はもっと鮮やかな黄色が出るはずでしたのに、
淡い黄色に染めあがったので絞りの模様が目立ちません。
残念
絞りの魅力はやっぱり濃い色の中にあってこそですよね。
それでこそ白い抜きが際立つのです。
とは言え人は十人十色。
この淡い色の中によく見ると模様がついている、それが好いよね、
なんて人もきっといる事でしょう。
今は二枚目の絹の布をスカーフに仕上げ、絞りを入れる作業の途中です。
どんな絞りを入れようかと研究中。
色々と検索していくうちに興味ふかい情報を二、三仕入れました。
おいおい試して見る予定です。
昔からある日本の草木染めもすごいですよね。
「深紫」と書いて濃きムラサキと読むのだそうですが、
本当に濃い紫色なのです。
昔から高貴な色として僧衣などに使われた色です。
あれも草木染めなのですよ。
紫という植物の根を使って染め液を作り、
その染め液に幾度も幾度も繰り返し浸す事で色を濃くして行きます。
最初は本当にうっすらだった色があんなに濃くなるまでには
十日ほどかかるそうです。
最後のスカーフを染めた時、
ミョウバン水に入れたり染め液に入れたり灰汁につけたりと、
もうデタラメに繰り返してしまいました。
その前の染めで灰汁の力で色が変化した驚きをもう一度経験したい、
そんな思いであれやこれややって見たのに、
やればやるほど色が失せていくような気がしました。
なんとなくこれ以上やっても変化はないような気がしました。
もうイイやってちょっとした絶望感で作業をストップしたのです。
変化が見えなくても根気よく続けていけばもっと濃い色になったのかしら?
辛抱が足りなかった?
色々と頭を悩ませますわ。
この次の参考にしましょう。
今ある絹の白生地がちょうどスカーフくらいの長さです。
端を始末してスカーフに仕上げようと思っているので染め液をどうしようか、
それも思案中。
この間の藤の染め液には葉っぱだけでなく蔓の部分も入れてあります。
そんなのも色の出方に影響しているのかもしれません。
新しく染め液を作ったほうがいいかしらん。
絞り染まで始めたのでやる事いっぱいですけれど、とりあえず今日は休みです。
写真を撮って見たものの模様がほとんど見えないのでまたがっくりですわ
よく見るとシワシワになっているところが模様です。
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