よんどころない用事ができて
関東地方に行くことになり、ほとんど山の中の道を選び三県を走破して来ました。
まず山里から茅野まで県道村道を通り抜けそこからは
山梨まで続く二百九十九号線を走り抜けました。
最初の休憩場所、杖突き峠の展望台から眺める車山。美ヶ原の風景です。
右には八ヶ岳連峰が見えるのですがこの時は雲がかかっていました。
なぜか、photosがまた調子悪くてこの一枚しかアップできてません。
後ほど再試行して見ます。
二百九十九号線はずっと山の中でした。
茅野から麦草峠まではメルヘン街道なる呼称がついています。
なるほど景色は素晴らしく
木立の陰に素敵な洋風の別荘が見え隠れして
非日常のメルヘンの世界を感じさせる雰囲気です。
蓼科高原といえば高級別荘地ですよね。
見るからに高価そうなな別荘ばかりが並んでいました。
千六百メートルくらいまでは別荘がありそこからはクマザサやカバのきやカラマツの林です。
麦草峠は標高二千メートル以上で、その時の気温は四度、
ちょうど昼時のことです。
その麦草峠を越えてしばらく行くとレストランとトイレがありました。
そこでしばしの休憩。
その後うっかりと道を間違えて二九九号から外れ四八◯を下ってしまったのです。
それは松原湖のそばを通る道でした。
松原湖の名前は耳にしたことがありましたので、
ああ、ここだったのかと納得です。
それにしても
なんの疑いもなくトイレの前から下っている道に入り込んでしまったのです。
自分たちが来た道の延長と思い込んでしまいました。
途中で気がついたけれど時遅し、仕方がないそのまま下って一四一号線へ出ると
左折して佐久穂町へ北上し、
二九九号に戻ったのです。
やれやれ
それからは本当に山の中でした。
ずっと山の中です。
山の奥の奥を抜けて行く道はほとんど他の車に出会いませんでした。
長野県と群馬県の県境を越えて、
さらに群馬と埼玉の県境も超えました。
素晴らしい山の景色の連続で一緒に行った家人も大満足。
本当にのんびりと走ることができましたが、帰り道が大変でした。
高速道路で帰る選択もあったのですが、
なぜか来た道をそのまま帰ろうということになり、
またも山の中の道を選びました。
でも出発は午後一時を過ぎていたので途中で暗くなるとは予想しています。
群馬県と長野県の境の十国峠で夕焼けを見た後、
佐久穂の町から麦草峠に向かう八千穂高原を目指して暗くなった道を走り続け、
前日道を間違えたレストランの場所まで来ると
なんと麦草峠に続く道が私たちの目の前で封鎖されようとしていたのです。
職員が鉄のドアを閉めるその瞬間にそこに到着した私たちに
その人は通行止めを告げました。
峠で積雪があり、今朝午前11時から通行禁止となったそうです。
昨日は通れたのに。。。。。
あらら。。。。。
ということで私たちはまた昨日と同じように松原湖のそばを通る道を下って
一四一号線まで道を下って行く羽目に陥りました。
まさか、こんなことになろうとは。。。とほほ。
今度は右折。
それから結局小渕沢ICまで細い道を走りなんとか家路に着いたのはすっかり夜中となりました。
疲れ切って速攻布団に潜り込み爆睡です。
今日は一日休養日。
疲れた体をマッサージしたり寝転んだり。
のんびり過ごしておりまする。
それにしても日本の山。
素晴らしい風景でした。
高い場所の木々はもうすっかりと枯れ葉を落とし、
裸木ばかりが立っていて遥か向こうの山並みがその隙間に見えるのです。
夏だったらこうはいかないでしょう。
茂る葉っぱが見えるばかりで
あの壮大な山々を眺めながらのドライブは難しいはず。
今の季節ならではのお楽しみを満喫した気分です。
また今度行きたい道ですが機会はあるでしょうか?
それは誰にもわかりませんね。