たかがごま油されどごま油

待望の雨が降り出しました。

もう直ぐ晩の八時になろうという時です。

家人は大事な野菜たちに水が届くよう、懐中電灯を片手に畑に行きました。

雨の音を聞くと居ても立っても居られなくなったのでしょう。



私に頼むと面倒〜がるし、自分でやったほうが気分がいいのでしょう。

多少の雨の中を歩くことなんてものともしない国民性を持った人なので

ま、よろしいでしょう。

寒さよけにかけてあるビニールを外しに畑へ行ったのですよ。

「そんなに難しくなかった」と口をすぼめてそう言ってましたわ。


この前ヨモギオイルの作り方を書いた時、

最後に出来上がりの様子を写真に撮らなかったのは失敗でした。

あとで見ると

できた量がボウルの中にほんの少しのように見えます。

写真を足らずにクリープの茶色いビンに入れてしまったので

見栄えが悪いし色も見えないのよ。


オイルの色だけでもと思って少量ボウルに戻して写真を撮りました。




そのヨモギオイルがとても助けになるというので

またリクエストを受けています。

今回は三百ccほど作る予定です。

オイルが届いたら二百グラムほど、ヨモギを集める仕事が待ってます。

葉っぱだけなので結構たくさんのヨモギが必要なんですよ。


ネットで見つけた有機ヴァージンごま油を

使ってみようと、今オイルの到着を待っているところですの。

ごま油もこだわりたいようです。

何しろ薬用として使うのだから、ということで注文したのに、

それが初めてのブランド品。



無農薬の低温で絞ったものは最低必要条件で探しました。


思うに

太白ごま油が推奨されているのは

精製されて色が白く、匂いがないからではないでしょうか。


ごま油によってはあの独特の香りが鼻につく人もあるのかもしれません。


オイルをヨモギ成分を働かせるためのメディアとして考えると、

太白が選ばれる理由がわかります。

家人はごま油として最良と考えられる油を求めていますが、

それが必ずしも用途によっては最適とは言えないかもしれませんね。


さて、どんなごま油が届くのでしょうか。

ちょっと楽しみです。

サウナと水風呂

今日はまた近在の温泉に行ってきました。

平日だったのでお客は少し。

はじめ私だけで

おお、独り占めか、と喜びました。

でもその後すぐに一人来て、

出たり入ったりでいつも三人くらいのお客さん。

広い浴場は空っぽでたった二人のお客が狭いサウナ室にこもっている時もありました。

過ごすこと二時間半。

何と言っても家人が長湯なんです。

一度温泉に入れば三時間は居たい人何ですよ。

もちろんずっと入っているわけじゃないけどね。



この辺の温泉施設は露天風呂とかサウナとかジャグジージャグジーとか

色々あるのであっちこっちのお風呂を楽しめます。


どうも途中で体操したり、何かとやることがあるみたいですよ。



今日行った温泉はサウナの温度が割合に低めなので

ゆっくりできます。

それに何より楽しいのは水風呂がついてますの。

冷たいのよ。

今日の温度は十四度弱。



八十度のサウナ室から直行水風呂に浸かります。

冷たい水の中でできるだけ耐えたあと

びっしょりと濡れたまま、サウナ室に戻った時の快感が好きなんです。


サウナ室に入るときには体を拭いて、と書いてありますが、

ごめんなさい濡れたまま入ります。



サウナの利用者はほとんどいないので一人の時に限ってですがね。


冷たく冷えた体が高温にさらされた時

何が起きるか想像できますか？


体表についた水分が気化作用で蒸気に変わるのです。

シュワーっとね。

その時の爽快感が癖になっています。

ちょーきもちい〜い


それを二、三回繰り返すと

冷たい水の中でしばらく座っていられるようになりますよ。

体が冷えていればいるほど、

蒸気をあげる自分の体が感じる爽快感は大きくなります。



サウナ室が大抵私一人であり、冷たい水風呂があってこの爽快感が得られる温泉って

実は案外限られてます。

よく行く温泉は低温風呂ですけどそれじゃ効き目がありません。



今日の温泉はその楽しみが満喫できる場所なので私のお気に入り。

冬になると水風呂の温度は十一度くらいまで下がります。

その時は感覚はまた別物。

こんな快感を知っている私ってやっぱり何かと果報者なのでしょうか。

サウナと水風呂。

この遊びは冬ほど楽しいのです。

機会があれば是非お試しを