目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

人生はドラマ☆頑固なパートナー

2020-02-08 | 日記

事故が起きたその日の午後、

私たちは相手の車が運び込まれた修理屋へ出かけ車のダメージを確認しました。

既に修理の見積もりもできていて金額的にはそんなにめちゃくちゃな請求ではなかったものの、

いくつかの点で納得できないことがあったので

当事者と話すことにしました。

それから目撃者となった友人の家に出かけ、

事実を判明するためには何から始めたらいいのか、

彼女のパートナーも含めて四人で相談しました。

 

いく人かのアドバイスの結果、もう一度警察に相談すると再調査は無理と言われました。

けれども私がこの点で大いに不満を感じるのは、

 

警察はやってきて、何をしたと思います?

話を聞いただけですよ。

それも別々に。

相手方が

駐車スペースから動いていない、ここに止まっていたと証言しているのが聞こえた記憶があるのに、

どうしようどうしよう、とパニック状態に陥った私はなんの反論もしていないのです。

警官はそれを書類に書き留め、

次は私に後ろを確認したか否かを尋ねただけでした。

それで終わりです。

警察は何もしませんでした。

 

どういう事なんでしょう。

せめて、ぶつかった足跡をチェックするなり、お互いに確認のために質問をするなり、

何らかの調査をするのかと思っていたのにすっかり的外れな対応でした。

 

けれど本当はその時になってもまだ私の気持ちは晴れず、

提示された修理代くらいで済むのなら

その金を払って全てを忘れたい、と考えていました。

金で全てを済ませたいって結局は拝金主義と同類かもしれませんよね。

拝金主義は嫌いって常々思っていたので自分がその要素を持っている事に自己嫌悪。

私は家人にそう言ったんです。

できれば払って終わらせたい、と。

 

ところが彼は私とは真逆の性質を持って生まれた人なのです。

家人がそうすると言い切ったことは絶対にそうなると知ってはいますが、

この時ばかりはシャクに触りますよね。

私の思うようにならないわけだから。

初めから絶対無理と思えば抗うことはありませんが、

納得のいくまで行動するタイプです。

探偵になりたかった人ですの。

これから起こることにむしろワクワクしていたかもしれません。

ただ私がお金で済ませたかった理由は

相手が中国人だったからでもありました。

これは盲目的な差別からの発言ではなく、

中国の方は私たちとは違う価値観や考え方をしているのは事実です。

その事実に基づいて、交渉時に相互理解が同国人より時間がかかるという意味合いで話しております。

修理に関するこちらの要望を快く受け止めてもらえない可能性がある、

それに端を発してもっとお前をいじめるぞ、という方へ

チャンネルが切り替わり、

揉め事に発展するかも知れずそれを避けたい気持ちがあったのです。

 

揉め事にしたくない、お金で済むならそっちを選ぶ。

それに対して家人は僕は事実が知りたい、と言い続けるのでした。

 

このあたりから急に昔なりたかった探偵の熱が上がってきたのかもしれません。

不動の頑固さで事実、事実というので私も従うしかありませんよね。

でもどうすれば事実を知ることが出来るのでしょう。

山の中で二人っきり静かに暮らしてきた私たちには

相談できる見方は居ません。

孤軍奮闘するしかないじゃないですか。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする