長期保管してましたバイク(2台)の整備が完了しました。
XR250 バハ
主整備として、「タンク内の錆取り」と「キャブレターのOH」。
1:タイヤ交換(前・後)。
2:ドライブチェーン交換。
3:エンジンオイル・ブレーキオイル(前・後)の交換。
4:エンジンオイルフイルター交換。
上記は、ホンダドリーム店にて対応致しました。
TLM50
エンジンがなかなか始動せず苦労しました。
整備項目
1:タンク内錆取り。
2:キャブレターのOH。
3:タイヤ交換(前・後)。
4:フロントフォークOH。
5:クラッチOH。
6:その他。
この2台は、小生には比較的新しい機種で有ります、分解・組み立てに関して「戸惑い」も多々有りました、更に合理性の良い機能確保等歴史を感じられましたが、基本的構造は皆同じ無事修理完了です、勉強に成りました。
TLM50、エンジン始動確認が出来ました快調で有ります、本日試走すべく「1速に入れたら」エンストです、クラッチが切れて居りません。
整備前にクラッチの切れは確認してまして、クラッチレバーでの切れ具合に不具合は感じられず。1速に入れて、クラッチを切りにて前進も確認してました、それにも関わらず・・・・・。
「クラッチデェスク」と「クラッチプレート」が錆び付き「張り付け」が懸念されましたので、クラッチ部を分解。
「クラッチデェスク」「クラッチプレート」とも新品の様です、この状態でクラッチが切れない訳有りません、この時点で原因不明です(お手上げです)。
*余談、上記写真の⇒印のキックシャフトとギヤーが、クラッチカバーを外した時、外れ落ちました、ここの組み立て要領が分かりません、「ラチェット機能」「戻り用スプリングのセット」「ワッシャの位置」等、知恵の輪的思考で何とか組み込みが出来ました。
思案の結果、M・オイルを抜いた時やけに多い様に感じられたので、抜き取ったオイル量を計測したら、
約「1・6~7リットル」程有り、これは異常量です、適正量は「0・8リットル」、約2倍のオイルが入れられて居りました。 クラッチ盤がドップリとオイルに浸かってた事に成ります、
これでは、 クラッチ機能は確保出来ません。
このボルトを抜き取り、適正オイル量を確認しておくべきでした。(反省)
クラッチを組み付け、適正オイル量(0.8リットル)を注入し、クラッチの切れ良好です。