旧車レストア記録

老後の「暇潰し・ボケ防止」。

不人気キャブレター「30J」では有りますが・・・・。

2015-07-23 18:03:51 | キャブレターOH

S800Mキャブレター「30J」(加速ポンプ付)です。
オーバーフロー整備に合わせて、キャブレターのセッテングも行います。
  このアジャストスクリュー「3ヶ所」は、開度調整が必要です。
パイロットスクリュー(右)のみ、「開度データー」は有りますが、                                              
スローエヤージェット(左)とエヤーリークスクリュー(中)の「開度データー」は、マニュアル(英字)を参照しても確認出来ず、取敢えず経験値をデーターとしました。
 加速ポンプの作動領域を「2mm→3.3mm」に調整(マニュアル値)、ダイヤフラムのタッチ領域を拡大しまして、 この状態にて1回目の始動確認・・・結果、エンジンの「吹き上がり」まことに良好です、只、吹き上がり後の、エンジン回転落ちが「イマイチ」。多分注目ヶ所は「エヤーリーク開度値」と推測し、

再度、スロージェットスクリュー(左)とエヤーリークスクリュー(中)の開度値を「開ける方向」で調整。
  結果、オーバーフローも完治「始動性」「吹き上がり」共、OH前より格段に向上しました

アイドリング状態からのアクセリングで、「息付き無く」ストレートに吹き上がります、不人気「30J」も捨てがたいキャブレターです。


突然「オーバーフロー」です S800。

2015-07-22 23:25:08 | キャブレターOH

 
公道復帰後、一年半経過してますが、先日突然「オーバーフロー」です、単純にフロート機能不良と思われますが・・・。
・・・で、分解しました。

 前回、オーバーホールした時「オーバーフロー対応」に苦慮しました、明快な原因が分からぬまま、解決した経緯が有りますが(2010/1/29~2012/2/22記事参照)、取敢えず「フロート機能」と「油面:19mm」を確認・調整。

合わせて、各ジェット類等の洗浄を実施。
  :スローエヤースクリュー :エヤーリークスクリュー パイロットスクリュー
ジェット類は洗浄のみで良いのですが、この3ヶ所は「開度設定」が必要です、分かってのはパイロットスクリューのみ、他は経験値?開度としました、何れもアイドル領域のです、エンジン取り付け状態で「実機調整」とします。
 

 


CB95エンジンの整備。

2015-07-17 17:08:53 | ホンダ CB95

ホンダスーパースポーツCB95エンジン外装関係が「綺麗」に成りました。
   腰下・上共、中身の部品は、未だ組み込んで居りません。

CB92(左図)とCB95(右図)キャブレターの外観比較。
   
インマニ径の差異は「其れなり」ですが、スロットルバルブ径は、大きな差異が認められます。

仕上げ予定?の控えCB92エンジン。
  完成見通し「不明」です。
左:CB92改(排気量:150cc)。  右:CB92改(出来れば・・・5速に)。