CB92の始動性が良く無いと、よく聞きますが・・・ 。
イグニッションキーの位置図。
Ⅳ:夜間駐車(テールランプのみ点灯)・・・・・・ 抜ける。
Ⅲ:夜間走行。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 抜けない。
Ⅱ:昼間走行。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 抜けない。
0:停止(電気回路全て遮断)・・・・・・・・・・ 抜ける。
Ⅰ:セルモーターのみ可(ガソリンを吸引の時使用) 抜けない。
始動要領
1:チョーク「全閉」。
2:キー位置 セルの場合「Ⅰ」、 キックは「0」。
3:スロットルグリップ「全開」。 ⇐ 重要・遵守事項
4:セル3秒 or キックの場合2~3回。←この時点で、シリンダー内に着火に必要なガソリンが吸引される。
*5:キー位置「Ⅱ」。
*6:スロットルグリップ「1/8~1/4位開ける」←開け過ぎない事、スロットルバルブを、少し上げる感じ。
*7:スロットルグリップ上記開度で「固定」しセル or キック始動、
初爆確認と同時に、スロットルグリップをあおる。
8:チョーク徐々に「全開」。←季節・機関特性に依り変動有ります。
*:暖気完了の場合は、⑤⑥⑦のみの操作と成ります。
バッテリーが放電状態の時は、上記手番をベースにてキック。
1:キー位置「Ⅲ」。
2:ライトSWを「切」で、キック始動(強く・早く)。
現在、整備をしてますCB92の場合、上記始動要領にて、容易に始動再現します。
但し、現在機関の調子の良いCB92でしたら、こんな面倒な操作は不要かも知れません、
あくまでも長期保管後の最初の始動時とか、日頃、始動困難を体験してる方に有効かと、一度試して下さい。
今、整備してますCB92も、機嫌の良い時は、暖気して無くても、暖気完了時の様に⑤⑥⑦操作で、簡単に始動する時が有ります。