高野山(こうやさん)は、和歌山県伊都郡高野町にある標高約1,000m前後の山々の総称。平安時代の弘仁10年(819年)頃より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗、ひいては比叡山と並び日本仏教における聖地である。現在は「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市を形成している。山内の寺院数は高野山真言宗総本山金剛峯寺(山号は高野山)をはじめ117か寺に及び、その約半数が宿坊を兼ねている。ウィキペディアより
3ディーチケットで今報道されてる世界遺産高野山に。
早朝に出発。先ずは阪神電車で難波まで。南海電車乗り換え。
3ディーチケットでも特急券を購入すれれば乗れるのですがソルドアウト。残念!!
どこも高野山ムードでいっぱい。
特急を覗いてみると自動販売機もありました。(左端↑)
あちこちに高野山のパネル。
橋本で乗り換えます。そこからは各駅に駅名と標高が記されてます。
山間を景色を見ながら大自然を楽しみます。極楽寺到着後はケーブルカーに乗り換え。
2両連結の車両で最大568.2‰の急勾配で867mの高さにある高野山駅まで5分で到着します。
滝が流れていたり、山桜が咲きあっという間の5分です。
バスに乗り換えバス専用道路(つづら折り)車窓を楽しみます。桜が出迎えてくれる度、乗客は美しいと
感嘆の声が聞こえます。
車窓を楽しんで奥の院前下車
大杉林の中を歩きます。左右には企業の墓や戦争、韓国など様々な形のお墓が並びます。
愛犬家の為の墓 昔懐かしい花菱アチャコさんの墓も。
和歌山県天然記念物のここの杉は1.6キロの間に1300本。樹高50m。樹齢200~600年だそうです。
芭蕉の句碑。石には「父母のしきりに恋し雉子の声」 重文の石廟 家康の次男秀康の墓 赤穂浪士の墓など歴史上有名な人の苔むした墓、墓、墓です。
国史跡・世界遺産。弘法大師の御廟と灯籠堂がある(世界遺産)。参道には、皇室、公家、大名などの墓が
多数並び、その総数は正確には把握できないものの、20万基以上はあると言われている。
この御廟橋を渡ると弘法大師御廟で撮影禁止地域です。
水向地蔵 皆さん水を掛け手を合わせてます。
休憩所では説法があり、お茶のお接待も。
ここでお話を聞きながらお弁当を食べました。 無縁墓もあります。
奥の院前からバスで苅萱堂(かるかやどう)金剛峯寺と奥の院のほぼ中間にある。
苅萱道心と石童丸の哀話が彫刻で掘られて物語を再現。
散策をしながら彫刻なども桜と共に楽しむ。
屋根を持ち上げる○○さん??
ビルマ作戦で祖国の土を踏めなかった戦没者の為に建立された成福院。
戦没者の遺品なども展示されてました。
金剛峯寺世界遺産。建物は和歌山県指定文化財。高野山真言宗の総本山で座主の住寺(世界遺産)。金剛峯寺は元は高野山全体の称だが、現在金剛峯寺と呼ばれるのは明治2年(1869年)に2つの寺院が合併したもの。もと青巖寺(剃髪寺)と呼ばれた寺院は文禄2年(1593年)、豊臣秀吉の建立、文久3年(1863年)、再建。歴代天皇の位牌や高野山真言宗管長の位牌をまつっている。大主殿、別殿、新別殿と分かれており、別殿では観光客に湯茶の施しがある。襖に柳鷺図のある柳の間は豊臣秀次の自刃の間。屋根の上に置かれた防火用の水桶は、かつては高野山全域で見られたが今も置かれているのはここのみ。また、金剛峯寺境内にある「蟠龍庭」(2,340m2)は日本最大の石庭。
金剛峯寺まで歩きます。しだれ桜がとても美しい。
長蛇の列です。入場料を払ってからも又、列に!
内部は撮影禁止。16年ぶり一般公開中の御本尊はよく見えなかった。
、 お菓子とお茶のお接待がありました。
中島千波さん 桜の襖絵が奉納。奥殿の襖絵12面。今を見逃すともう見る事が出来ないそうです。
高島屋で「野山の祈りの美で」開催されてました。
石庭は撮影OK.「蟠龍庭」(2,340m2)は日本最大の石庭。
寺紋 「五三の桐」と「三つ巴」普通は一つですがここは二つです。
台所は今も行事がある時に使われてるそうです。
壇上伽藍に向かいます。
根本大塔
壇上伽藍(壇場伽藍)一般寺院でいう本堂の区画。国史跡・世界遺産。
弘法大師・空海が曼荼羅の思想に基づいて創建した密教伽藍の総称であり、高野山の二大聖地の
一つである(ほかの一つは奥の院)。
金堂は高野山全体の総本堂で高野山での主な宗教行事が執り行なわれる。
ほかに大塔、御影堂、不動堂などが境内に立ち並び、不動堂は国宝に指定されている。
、弘法大師伝説のひとつである飛行三鈷杵がかかっていたとされる「三鈷の松」や、
高野四郎(俗称)と呼ばれる大鐘楼も伽藍に存する。
「三鈷の松」
伽藍金堂では京都隋心院の奉納の舞 があり
入る事が出来ませんでした。またまた徒歩で大門まで。
大門(だいもん)高野山全体の総門。1705年再建。国の重要文化財と世界遺産に指定されている。
高野山駅までのバスが来ずに千手院橋で乗り換え。
日暮れも近くなりバスは超満員。乗れない人も。ケーブルカー、南海電車、阪神電車、市営地下鉄と
乗り継ぎながら9時帰宅でした。
朝7時前から14時間ほど高野山の空気を楽しんできました。心地よい疲れです。