以前から気になっていた有松絞りを見に青春切符で出かけました。
7時20分発 三宮から米原、大垣、名古屋を越し金山までJR.そこから名鉄で有松へ着いたのは
11時過ぎです。慶長13年 東海道に生まれた町で竹田庄九郎始め8人により開かれた
絞りの名産地として栄えたのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%9D%BE%E3%83%BB%E9%B3%B4%E6%B5%B7%E7%B5%9E%E3%82%8A
絞り街道は有松駅下車してすぐです。
先ず初めに絞り会館で資料や実演など絞りについて知識をえます。
今日絞りの実演をされてる方の名前が出てます。
気の遠くなるような作業です。 絞り方にも沢山の種類があり、一枚の着物でも絞り方が変わるとそれぞれ
人も変わるそうです。
素晴らしいねと感動しながら鑑賞しました。
絞りに使う機械?や作品、ビデオ上映を見ながらお勉強。
市や県の指定文化財の邸宅を見ながら散策。
商い中の看板や絞りのれんのお店に入り作品を見せてもらいます。
資料に出てたかつ丼の味福へ。 さすが関東寄り。お蕎麦の色も濃く、お味も関西よりしっかりしてます。
山車庫
http://blogs.yahoo.co.jp/mgh03015/30885996.html 竹田家
お店を見ていたら奥さまが 「何処から」 「神戸から日帰りで」 「お家の中見ますか?」
ラッキー。でもびっくり広い。。。いったいなん部屋あるのかな? 立派な洋間もあり天井には
鳳凰の天井絵に電気。ガラスは波打ち年代が偲ばれます。築300年ぐらいとか。
お座敷には振袖が飾られて、絞りについて説明をして下さいました。
絞り糸をはずした所との違いなども広げて丁寧に教えてくれます。
お隣の座敷には家宝の勝海舟のお軸が掛けられ説明もしてくれました。
沢山のお部屋を通りお庭に出て散策。お蔵も以前は5棟あったそうですが、今は3棟。
お大名も訪れたお茶室。 立派なお蔵が3棟
此処もお庭の一部です。まるで別のお家に行くような感じです。
素敵な街並みで楽しかった上、今は公開されてないお家の内部まで案内してもらいラッキー。
伝統工芸の保護、後継者育てと日本文化が衰退しない事を願います。
超暑い一日でしたがありがとう。