近所の交差点で見つけました「やまぼうし」です。
皐月(さつき)の講座は「悲しみを、慰め励ます 京の優しさ」
京のしきたりについての講義です、あれだけ暑くて半袖でいたのに11日は打って変わって寒い1日でした。その所為でしょうか受講生も少なめでした。
嫁入りの時、厄年の時、お葬式の時、しきたりは色々あります。
厄年は男子42才女子31才ですが源氏物語にも「初老の賀」と記述があるとか、
お祝いをして厄を避けるのは今も続いていますね。
ちなみに私は母より着物を誂えて貰いました。
京都はお葬式の時お金包みに黄白を使い御佛前と書きますが一般には黒白で御香奠と書くのが増えています。
以前(若い頃)友人のお宅に弔問に行ったとき(京都ではない)黄白を持参しましたが他の方は全て黒白で慌てたことがあります。
京都ではしきたりを重んじますが、何でも決まっているから返って楽でもあるのです。決められたようにすれば間違いなくことは進むのですから。
でも京都から一歩外に出たときはその地方に慣習に添った方が良いですね。
講義の後半後ろの方で「あぁ~」と大きな声が聞こえました。
先生はあくびと間違えられたようですが卒中の発作を起こされた様でした。
即、救急車が呼ばれ搬送されましたが一時は騒然とした雰囲気で講義はストップ再開されたとき何処まで進んだのか先生も戸惑われていました。
大事ないと良いのですが・・・・・
今回のお菓子は宇治のお茶屋さん「通園」の茶団子でした。
作りたてでお茶の香りの高い茶団子で創業は永暦元年(1160)で小説宮本武蔵にも出てくるそうです。