チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

2025「博物館に初もうで」東京国立博物館

2025-02-02 20:00:00 | 2025美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。

※この展示わ、終了しています。
「博物館に初もうで
ヘビ〜なパワ〜を巳たいの蛇!」
上野の東京国立博物館でわ、
毎年恒例のトーハクの干支の作品を展示する催し物がありますにゃ。
今年わ、巳年🐍ですにゃ。

胆松(だんまつ)に白蛇
渓斎英泉 江戸時代 19世紀
朝日を浴びて弁天様の使いとされるめでたい白蛇が松の木に絡む元旦にふさわしい絵柄ですにゃ。


ナーガ上のブッダ坐像
タイ・ロップリー出土
アンコール時代 12〜13世紀
悟りを開いたブッダが瞑想する間、蛇の王ナーガが雨風からお守りしているという仏像ですにゃ。頭が7つにある蛇の神様がまるで、ソファみたいになっていますにゃ。座布団部、背もたれ部ともにうろこが背面まできっちり表現されていますにゃ。仏様でもお国が違うとお顔の感じもずいぶん違いますにゃ。


摺箔 白地 鱗模様
江戸時代 18世紀
平絹、型紙による金箔押し
型紙で、糊を置き金箔を押した能装束を摺箔といいますにゃ。正三角形🔺をつなげた模様わ、龍のうろこを象徴し、鱗形と呼ばれているらしいですにゃ。能舞台でわ、龍🐲や蛇🐍の役に用いられますにゃ。
能「道成寺」でわ、僧に恋して、執着のあまり、大蛇となった娘が鬼女の姿で登場する際に着用しますにゃ。


十二神将立像
(しんしょうりゅうぞう)
巳神(ししん)
鎌倉時代 13世紀
木造 彩色 截金(きりかね)玉眼
京都浄瑠璃寺伝来
小さめのお体だけどきりっとした身のこなしの表現にキレがある彫像ですにゃ。
強そうですしにゃ。インスタグラムの広告でひと目惚れして、実際に会いに行かなくちゃと思ったですにゃ。頭の上の小さな蛇さまにきゅんとしたチビクロですにゃ。他の11の神将わ、今どこにいらっしゃいますかにゃ。一同勢揃いでお会いしたいですにゃ。



今年も博物館に初もうで!
できましたにゃ。


本館の展示ですにゃ。
龍虎図屏風 俵屋宗雪
江戸時代 17世紀 紙本墨画
川の水をぺろぺろして、猫みたいに
カワイイ虎さまなのですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。




「アフガニスタンの診療所から」中村哲 ちくま文庫

2025-01-29 20:00:00 | 2025 読書
お久しぶりの投稿になりますが、みなさまお元気でいらっしゃることと思いますにゃ。ちょっと長いお休みであたまがデジタルデトックス、そして文を書くのもはかどらないぬいぐるみの
黒猫チビクロですにゃ。
今年もどうぞボクとおつきあい
よろしくお願いいたしますにゃ。

チビクロわ、読書しましたにゃ。
お正月の読書にとSF系エンタメ本を
リストアップしていたけど、年末図書館に行けず。長年の積読の一冊を完読することにしましたにゃ。

「アフガニスタンの診療所から」
ちくま文庫 初刊1993年

アフガニスタンという国が大国に翻弄されてきた歴史わ、パレスチナの人々と重なりますにゃ。植民地主義、帝国主義によって、搾取され、世界の中で富が偏在しているのわ、確かで、今先進国が享受している豊かさわ、後進国の人たちから奪い取ったものなのでわと思いますにゃ。文庫ながらも言葉1つ1つが重く、読み進めるのに時間がかかってしまいましたにゃ。中村哲さんわ、「一隅を照らす」という言葉が信条だったようですにゃ。ボクもこの1年この言葉を忘れずに過ごしてみようと思いましたにゃ。

左から2番目が中村哲さんです。


2019年中村哲さんが凶弾に倒れ、帰国する時、大統領自ら棺をかつぎ、よくわからないけど軍の式典のような見送りが重厚で、他国の方からこのような見送りをうける人物が日本人にいるということに驚きました。
世界の人が幸せに毎日を過ごせますように🍀

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。




「今年もありがと&来年もよろしく🎄」

2024-12-24 20:00:00 | ごあいさつ
2024最終投稿ですにゃ。
今年もありがとうございますにゃ&
来年もよろしくお願いしますにゃ。
皆さまに感謝ですにゃ。
年末チビクロわ、猫の手ながらも
ろうどうするですにゃ。

よいお年をお迎えくださいですにゃ。

みはしの豆かんですにゃ。
ソフトクリーム、白玉、あずきの
トッピングですにゃ。




「2024.12月カルロ・ドルチなど。」国立西洋美術館

2024-12-18 20:00:00 | 2024美術館 博物館
特別展を見たチビクロわ、西洋美術館の常設展示を見にいったですにゃ。

カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」
カルロ・ドルチわ、17世紀フィレンツェの画家ですにゃ。我が子キリストの運命をめぐって悲しみにくれる伝統的主題ですにゃ。深いラピスラズリの青のマントが美しいのですにゃ。マリア様わイエスのお母さんだから、すべてのお母さんのだいひょうみたいな方で、せかい中のこどものしあわせを祈っているような気がするチビクロですにゃ。にほんでせかいでかなしいじけんが起こっているからこの場をかりてちっぽけなぬいぐるみにも祈らせてほしいです。もくとう。


マックス・エルンスト 「石化した森」
この前読んだ佐藤究作品にエルンストの作品がとりあげられていたから気になるですにゃ。よく見ると記号のようなものがかきこまれているし。謎ですにゃ。


ジャクソン・ポロック
「ナンバー8,1951黒い流れ」
まるで水墨画ですにゃ。

アンリ・フォンタン=ラトゥール
「花と果物、ワイン容れのある静物」
伝統的な静物画に革新をもたらしたというラトゥールですにゃ。

ピエール=オーギュスト・ルノワール
「木かげ」
ルノワールの風景画ですにゃ。

※追記調べましたにゃ
フランソワ・ボンヴァン
「静物」 松方コレクション


常設展にわ、たくさんの作品が展示されていますが、チビクロの気に入った作品を選んでみましたにゃ。

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ありがとうございますにゃ。



「モネ 睡蓮のとき」国立西洋美術館

2024-12-16 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。
今日わ、上野駅にある国立西洋美術館へきていますにゃ。上野公園のイチョウわ黄色くなり、空気も澄んできた
晩秋なのか初冬なのかの1日でスにゃ。

「モネ 睡蓮のとき」国立西洋美術館
睡蓮20点以上の作品が集まり、晩年の制作にに焦点をあてた作品展デ、
日本初公開っの作品もありますにゃ。

一部の作品が撮影を許可されていますにゃ。とても混雑していて大変ですけど、ぜひ見るべき展覧会だと思いましたにゃ。
睡蓮、柳の反映

解説に描かれていましたが、モネの睡蓮の絵わ。始まりも終わりもないから水面に写る実像との境い目に瞑想にはいりこんでいつの間にかぼんやりと、絵の世界へと没入する、絵画を見てるつもりが絵画の中へと入り込んでしまうのが、モネの絵の素晴らしさですにゃ。

睡蓮 マルモッタン・モネ美術館

睡蓮
マルモッタン・モネ美術館

主題とされた枝垂れ柳にわ、悲しみや服喪の象徴とされていて、それわ、第1次世界大戦の犠牲者へと捧げられているのだそうですにゃ。

睡蓮、柳の反映
マルモッタン・モネ美術館

今回、初めて藤をテーマにした作品をみたけど当初マルモッタン美術館の睡蓮の絵の上部に配置される予定だったけど取りやめになったそうですにゃ。藤の花わ、香りがよい花だったことを思い出したチビクロでしたにャ。

モネの絵素晴らしかったですにゃ。
またその作品の中へと入り込みたいですにゃ。

ご興味のある方わ、ぜひ!とても混雑しているので、オンラインチケットを利用したり、お時間に余裕を持ってご観覧くださイませにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き、ありがとうございますにゃ。