チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「わがまま骨董」菊地信義 平凡社ライブラリー

2022-02-09 20:00:00 | 2022 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「わがまま骨董」平凡社
菊地信義著
坂本真典写真

民藝展を見た帰りに寄った
美術館のショップで、
民藝にまつわる特集が組まれていて、
ついうっかり?購入しましたにゃ。
展覧会の後わ、気分が高揚して
おサイフのひもがゆるくなるからにゃ。
(ひも式のサイフって、いつの時代だにゃ。)

著者菊地信義さんわ、装幀家として
仕事をしている方ですが、
古物に対して
独自の見方があるのですにゃ。

ショットグラス

目次
古物で候
買物控思案
旅の古物
こもののいいわけ

千鳥引手金具

引用
頁14
「流行や評価の定まった骨董品とは
無縁な物たちと付き合ってきた。
古物(こもの)であり小物である。
記すこちらは、骨董、古美術に
生活をかける勇気のない小物でもある。しかし良いと見える物がある。
それは隠しようのない自分な現れだ。
物とのめぐり合いは未知な自分との
めぐり合いでもある。
付き合ってみるしかない。」

貝細工 函


猪口


鍵とヒオウギ

チビクロわ、
以前美術鑑賞わ、自分との対話と
思っていたことがあるですにゃ。
今わ、
美術展に行く時わ、ただ透明になって、
美しいものまたわ、美術に
埋没するのですにゃ。

ボクわ、骨董屋さんって
行ったことなくて、
今度行ってみたいですにゃ。

物にわ、不思議な魅力があるですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。