チビクロわ、読書しましたにゃ。
「告解」薬丸岳 講談社
〈贖罪の在り方に向かい続けてきたからこそたどり着いた慟哭の傑作長編。〉
〈罰が償いでないなら、加害者はどうして生きていけばよいのだろう。〉
交通事故×被害者×加害者×家族×更生×
贖罪×戦争犯罪の作品ですにゃ。
告解(こっかい)とわ、
ローマキリスト教教会で、
神と神父の前で罪を告白すること
だそうですにゃ。
冒頭主人公が事故を起こしてしまう様子が辛くて、後ろから読んでしまった
チビクロですにゃ。
初めわ、読むのがしんどいですにゃ。
つらい主題なのに、次第にどんどん
引き込まれていくのわ、
作者の魔法の力、違った、
作者の力なのですにゃ。
罪と罰の物語ですにゃ。
罪と罰というと、トルストイだけど
読んだことわ、ないのですにゃ。
主人公の苦しみを見ることにより、
自分の罪を許し、自分の罪を許したから、彼の罪を許すことができた…
人間のしょくざいについての
ふへんてきしゅだいですにゃ。
罪を犯しても反省しない人物であったら、違う物語になってしまうけど、
そういう現実もあるのだろうと
考えましたにゃ。
読んでよかったにゃ、
と思える1冊でしたにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。